施工管理+αの口コミ評判・機能・料金・導入事例

出典:施工管理+α公式サイト

昨今は、国土交通省をはじめ他の発注機関でも公共事業へのDX推進が求められており、大手建設会社では独自のITプラットフォームを活用して現場管理が行われるようになってきています。

本記事では施工管理現場での業務の省力化・省人化に特化したITツール「施工管理+α」を紹介します。

施工管理業務の全てを一元管理することで業務の作業効率を大幅にアップさせる効果を期待できます。

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目次

施工管理+αとは

出典:施工管理+α公式サイト

施工管理+αとは、土木・建設会社の業務を全て一元管理することを目指したITツールです。

本ツール最大の特徴は、現場出身者が開発・サポートを行っていること。

その為、現場業務を経験から理解しているため無駄で複雑な機能が無く、初めて導入する企業や初めてIT機器を操作する人にとっても非常に使いやすい操作方法になっていることです。

株式会社ブレイブ

本ITツールを開発・運営・販売しているのは、株式会社ブレイブという企業で1995年に設立されました。

ブレイブは、建築施工・建築物設計・工事監理を中心として土木施工・不動産売買・仲介・産業廃棄物処理などの関連事業を展開する総合建設会社です。

会社名株式会社ブレイブ
本店住所〒190-1221 東京都西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎2236-1
支店住所〒358-0015 埼玉県入間市二本木1422-1
代表者名込宮 英紀
設立年月日1995/06/15
代表番号04-2935-1475
業種建設業 > とび・土工・コンクリート工事業 基礎工事、ユニット鉄筋、加工販売、ソフトウェア開発・運用
HPhttp://www.brave-co.jp

施工管理+αの機能・できること

施工管理+αの機能・できること

「施工管理+α」でできることを大別すると下記8点が挙げられます。

具体的に例えば、工場の生産管理情報から受発注管理までを一括で管理を行い、作業タスクや工程表の共有、加えて現場情報の天気情報も表示することができます。

また、従来は電話やFAXで確認を行っていた書類情報をクラウド化することで逐次、相手の時間をとって確認をする必要が無くなります。

現場情報の共有

クラウドを活用することで、現場で作成する議事録などを即座に共有できます。

当該現場における道路幅、駐車場の有無、歩行者専用ゾーン、交通事故から子供たちを守るためのスクールゾーン等、道路規制情報を写真や動画を使って共有できます。

図面などの書類データの共有

当該現場で使用する図面や書類なども全てクラウドで管理します。

ペーパーレス化を実現して過去現場の情報の検索性も向上します。

加えて、図面更新などによる古い図面を保持したまま手戻り作業となることを防ぎます。

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工程・タスク管理と連携

通常、現場規模に応じて複数の工程表を作成します。

大きな現場では、週間・月間・年間・全工期工程表を作成するため、それに応じたタスクをクラウド上で連携させて作成・確認の情報アクセス性を向上させることが可能です。

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写真の共有と整理

本ツールを用いてアプリ機能内で撮影することで、クラウド上で自動共有が行われます。

加えて、本アプリでは写真は端末事・撮影日順で自動整理が行われているため、写真台帳作成時に使い勝手が良いことが特徴です。

施工報告書の作成

現場作業では現場管理者や施工業者(協力会社・下請け企業)が主体となって写真管理や報告書の管理を行うケースがあります。

自分以外の担当者が撮影した写真を使っての施工報告書の作成、写真への日付、コメントの追加など操作性が優れている特徴があります。

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ガントチャート

建設現場では、現場進捗や作業状況などをガントチャートで表します。

そこで、本ツールを活用することで複数現場の作業進捗が一目で確認できるようになり、次の着工日や空き状況などが簡単に確認できます。

その結果、工程表や作業タスクの深度化を図ることが可能になり現場作業の効率化を期待できます。

受発注管理の簡略化

これまで、見積もりから発注を実行するまで情報は、個別に管理されてきました。

そこで、本ツールを活用することで見積書作成から発注業務までを一元管理が可能になります。

具体的に例えば、見積書作成時に発注額(利益率の計算を含む)を計算・算出できるため予算を組むことが効率化されます。

また、本ツールでは発注先の情報を登録できるため、発注頻度の高い業者情報は事前登録することで操作性を向上できます。

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報告書(レポート機能)

建設現場では月々の請求書確認・請求額・売上・利益等の損益管理を行っています。

そこで本ツールを活用することで売上額を棒グラフで表して利益率を折れグラフにて表示し同時に月々の売上高・発注額・利益率・売上前年同月比などを簡単に確認することが可能になります。

施工管理+αの費用・料金

施工管理+αの費用・料金

本サービスは、導入時の初期費用と月額利用に大きく分けることができます。

初期費用月額費用
220,000円(一律) システム利用料(クラウド・管理画面利用料):19,580円/月 
スマートフォンでの利用料:550円/月(端末一台あたり)

提供機能

提供できる機能は下記の通り9つに大別され現場施工管理で必要な全作業をカバーできます。

  • チャット機能
  • グループチャット機能
  • 図面・書類共有機能
  • 写真共有機能
  • 工程管理機能(週間・月間・全体)
  • タスク管理機能
  • 報告書作成機能
  • 議事録作成・共有機能
  • 見積書・請求書・発注書作成・共有機能
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【社内提案向け】施工管理アプリ17製品比較資料

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今だけ完全無料で提供しておりますので、是非本資料で施工管理アプリの比較・検討をしてみてください。

施工管理+αの評判・導入事例

施工管理+αの評判・導入事例

実際に本ツールを導入した株式会社東郊建設とELホーム(株式会社RT)の2社の評価を記載します。

株式会社東郊建設

以前はエクセルで工程表を作り、メールか FAX で取引業者さんに送信していました。現場ごとに入る職人さんが違うので一斉メールが送れません。現場に 3 社しか入らないリフォーム案件もあれば、20 社入る大規模リフォームもあります。それがスマートフォンアプリで完結できるというのが決め手でした。それと複数名で共有できることが魅力ですね。

引用元:施工管理+α_06 (nikkei.co.jp)

ELホーム(株式会社RT)

柔軟なサポート体制のおかげで、図面管理・コミュニケーションを大幅に効率化できました。まさに今朝も現地で大工さんと話していたのですが、昨日雨が降ったから工程を変更しないといけなくなり、スマホで施工管理+αを起動して、その場で行程を組み替えて「ここが変わってるから気をつけて」とチャットで関係者に指示を出しました。今までなら事務所に帰って作業していたわけです。その場ですぐに対応できるので、作業の抜け漏れも減りました。

引用元:施工管理+α_06 (nikkei.co.jp)

施工管理+α導入の流れ

施工管理+α導入の流れ

施工管理+αを効率よく活用するための準備から使用開始までの具体的な手続きを解説します。

  1. 申込み:必要情報の入力を行います
  2. ヒアリングと説明:契約内容について説明を受けます
  3. 契約:新規アカウントを受理できます
  4. 利用開始:アカウント情報設定の上で利用を開始できます

契約後の手順

実際に契約を行い、現場での活用を行う場合は下記手順となります。

  1. 自社・協力業者登録一覧の入力作業
  2. 登録一覧を元に施工管理+αへ入力作業
  3. 自社社員の端末へアプリをインストール
  4. 自社社員の端末へアプリの招待~承認作業
  5. 新規現場登録
  6. 30日程度、自社にて運用を実施
  7. 協力業者への運用開始のための案内と説明会の実施
  8. 運用開始

施工管理+αの総合評価

施工管理+αの総合評価

施工管理+αのメリットとデメリットの観点で総合評価を示します。

メリット

これまで人の手で行っていた作業がITに置き換わるため、現場作業の省力化・省人化を図ることを可能にします。

また、業務フローの改善や明確化、責任の所在の明確化などを一挙に解決できる機能を備えています。

企業によっては、初めてのIT機器導入でサポート面に心配がある企業もいるでしょう。

そんな企業にとっても建設業出身の担当者が導入企業・導入企業の協力会社まで手厚くサポートを行い、電話・メール・訪問・チャットなどのサービスを実施します。

また、セキュリティ関連でもデータのバックアップを1日1回実施しているため、万が一のデータ消失にも万全の体制でリストア可能です。

デメリット

やはり新しくシステムや機器を導入するため初期コスト、導入初期のITツールになれる時間ロスなどが考えられます。

特に建設業ではIT化やDX化の推進が進んでいない組織も多く、高齢者比率の高い現場では導入時に慣れるまで、時間ロス・効率低下が懸念されます。

まとめ

まとめ

施工管理+αに関して、どのようなサービスか理解できたでしょうか?

昨今は国を挙げてDXを推進しています。

そのような中でIT化を進めていない企業が本ツールを活用して現場作業の省人化・省力化を推進していけることを願っています。

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