- SiteBoxの口コミや評判は良いの?
- SiteBoxの料金や機能を知りたい…!
本記事では、施工管理アプリ「SiteBox」の口コミ評判や機能・料金・導入事例まで、すべて網羅しています。
実際に利用したユーザーの本音の声が、気になる疑問や抱えている悩みを解消してくれます。
他のユーザーがどのように「SiteBox」を活用したのかを知ることで、日々の業務において大きなヒントを得られるでしょう。
5分程度で読める内容となっており、これから施工管理アプリを導入する方や業務効率化を図りたい企業は必見の内容です。
一歩進んだ施工管理を目指すなら、今すぐ記事を読んで情報収集を始めましょう。
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SiteBoxとは
「SiteBox」は、株式会社建設システムが提供している施工管理アプリで、土木現場に特化しています。
主に工事の写真管理と出来形管理に注力しており、スマートフォン1台で簡単に利用できます。
写真撮影のときは電子小黒板を使うこともでき、さらに実測値の測定も可能です。
また工事現場で発生する写真を効率的に整理し、実測値を手軽に記録できます。
他にも写真のレイヤ化機能により、施工写真を簡単に加工して見やすさアップも図れるのです。
現場管理・作業をスムーズに進めるために必要な機能が「SiteBox」には詰まっています。
運営元『株式会社建設システム』について
施工管理アプリ「SiteBox」を提供する株式会社建設システムについて、詳細を見てみましょう。
運営会社 | 株式会社建設システム |
本社所在地 | 静岡県富士市石坂312-1 |
資本金 | 4,000万円 |
電話番号 | 0570-200-787 |
事業内容 | 建設業向けの施工管理ソフト開発・販売 |
設立日 | 1992年7月2日 |
公式サイト | https://www.kentem.jp/product-service/sitebox/ |
「リスクゼロ社会へ」をビジョンとして掲げ、データを最大限に活用して最適な解決方法を生み出すために運営されています。
SiteBoxの機能・できること
SiteBoxが提供する機能・できることは以下のとおりです。
- 施工現場に特化した記録管理
- 写真自動分別
- 現場管理機能
それぞれ順に解説しているので、機能や特徴を把握して、導入時に役立てましょう。
施工現場に特化した記録管理
「SiteBox」には、工事現場の撮影や出来形データの記録機能があります。
便利な「電子小黒板」の写し込み機能を利用すれば、従来の施工段階に応じた黒板を使っての写真撮影なども必要ありません。
黒板を持ち運ぶ必要がなくなり、危険な場所でも安全に撮影可能です。
手書きも不要なため、他のスタッフの手を借りて撮影する必要がなく、人員削減にもつながります。
国土交通省の指導のもと「改ざん検知機能」も搭載されているので、データの信ぴょう性もあり、安心して使えるでしょう。
写真自動分別
「写管屋」の分類ツリーをSiteBoxへ転送し、簡単に写真撮影ができます。
事前に「写管屋」で工事写真の分類を作成しておけば、撮影する際に工種や測点データを選んで写真を振り分けられます。
電子納品に必要な写真整理や情報入力も直接おこなえるので、写真の電子納品もスムーズにできるでしょう。
現場管理機能
SiteBoxでは、出来形測定や工事写真・電子納品ができるなど、現場管理機能が多く搭載されています。
デバイス同士でのデータ転送も簡単なので、現場にいない社員が施工状況の確認もできます。
スマホ1台で現場作業を効率化・作業の追跡や記録の一元管理ができるため、現場管理に優れたアプリといえるでしょう。
他にも、システム連携によってクラウドとKSデータバンク(独自のバックアップシステム)が連動しています。
大切な出来形データや撮影した工事写真は「KSデータバンク」に保管されるため、紛失やトラブルからデータを確実に守ります。
SiteBoxを利用することで、圧倒的な業務効率・作業工程の削減につながるでしょう。
SiteBoxの費用・料金
SiteBoxを利用するうえでの費用・料金プランについて紹介します。
SiteBoxの利用時には、あわせて「KSデータバンク」への加入も必要になるため、ご確認ください。
SiteBoxの料金
初期費用 | 0円 |
1ライセンス(年間) | 13,200円 |
5ライセンス(年間) | 55,000円 |
KSデータバンクの料金
初期費用 | 0円 |
年間(10GB) | 6,600円 |
オプション(10GB追加) | 6,600円 |
SiteBoxについては、5ライセンス分を購入すると、実質1万円程度もお得に利用できます。
自社で導入する際のコスト削減にもなるので、複数ライセンスが欲しい場合は検討しましょう。
SiteBoxの評判・導入事例
実際に、SiteBoxを利用している企業の評判や導入事例を紹介しているので、参考にしてみてください。
株式会社橋本組
【電子小黒板なら1人でも撮影できる】
従来の黒板の場合は、黒板を押さえている人員が必要なので、40センチくらいの狭い箇所での撮影や、足場を行き来しながらの撮影の場合、時には3人掛かりということもありました。電子小黒板なら1人で撮影できるので人員削減にもつながっています。スマートフォンは常に持ち歩いているので黒板がない時に「写真を撮っておこう」と思った時や、職人さんから「写真撮っておいて」と急に言われた時にも、電子小黒板を使用すればすぐに写真が撮れますからそこもメリットですね。現場立会いで急に撮影が生じることが多いので、そんな時には「電子小黒板を非表示」にでき、パッと撮れるのが嬉しいです。(工務部課長 藪崎氏)
引用元:SiteBox公式HP
株式会社望月組土木
【写真管理に要する時間を大幅削減】
2017年9月に「SiteBox」を試しに4ライセンス導入しました。導入のきっかけは営業からの提案です。現場で撮影した写真をクラウドにアップすることで、現場事務所でリアルタイムに写真データを共有できることにメリットを感じました。写真撮影で何かある度に若手を現場事務所に戻すことがなくなったら時間ロスも減るのかなと。電子小黒板は二の次でしたね。現在は16ライセンスに増設し、1人1ライセンス使用しています。(土木部 課長 深澤氏)
引用元:SiteBox公式HP
SiteBox導入の流れ
SiteBoxを実際に利用するまでの流れについて、以下で紹介しています。
「導入までの手順がわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。
- 管理者情報を登録する
- 利用するメンバーの招待 ※メールで招待する
- SiteBoxの利用権限の設定 ※SiteBox欄にチェックを入れる
- 個人情報の登録をする ※招待メールから登録する
- 「KSデータバンク」をインストールする
- 「SiteBox」をインストールする
以上の流れで、簡単に導入することができます。
また、写管屋の利用方法や出来形管理システムの操作の流れを知りたい方は、こちらからご確認ください。
SiteBoxの総合評価
SiteBoxは、口コミ評判・導入事例を踏まえて考えても、土木現場において優れた施工管理アプリと評価できるでしょう。
SiteBoxのメリット・デメリットについてそれぞれまとめているので、以下を参考にしてみましょう。
SiteBoxを利用するメリット
SiteBoxを導入するメリットをまとめると以下のとおりです。
- 土木現場の作業効率を高める
- スマホ1台で現場管理ができる
- 複数ツールと連動できる
SiteBoxを導入すると、土木現場での作業がスムーズに進められます。
土木現場に特化した機能が充実しており、写真撮影やデータの打ち込みが簡単です。
特に、電子小黒板を使って黒板を持ち運ぶ手間を省けるのが便利で、スマホ1台で完了します。
撮影した写真やデータからは自動的に帳票が作成され、作業の記録や報告も可能です。
さらに、株式会社建設システムが土木現場を支援するICT(情報通信技術)を提供しているため、他のITツールとの連動もできます。
企業の規模や工事規模に合わせて適切なツールを選択できる点も大きなポイントです。
SiteBox導入におけるデメリット
SiteBoxを利用するうえで考えられるデメリットは以下のとおりです。
- ランニングコストがかかる
- 土木現場向けの施工管理アプリ
- SiteBox単体では最大限活用できない
SiteBoxを利用するには、運用費用がかかります。
自社で導入する場合、「予算内で運用できるのか」、「ライセンスはいくつ必要か」などをあらかじめ話し合いましょう。
またSiteBoxは土木現場向けのアプリであるため、建築業界やリフォーム業界など他の業種には対応していません。
アプリと自社サービスが合致しているかを利用する前に検討しましょう。
SiteBoxを最大限活用するには「KSデータバンク」の導入も必須になります。
「KSデータバンク」を導入することでデータ保管機能を享受できる一方で、ランニングコストが増えるので注意が必要です。
以上のメリット・デメリットを踏まえて、自社のサービスに適しているか・導入できるかを検討してみましょう。
まとめ
本記事では、SiteBoxの口コミ評判から機能・料金・導入事例まで幅広く紹介しました。
SiteBoxは、土木現場の生産性向上と働き方改革に貢献する頼りになるアプリです。
SiteBoxを利用することで、従来の資料作成や写真撮影の手間を省き、業務の効率化を図れます。
「KSデータバンク」との連携によって、データ保管も安全におこなえるので、より安心した運用ができるでしょう。
SiteBoxは、誰でも簡単に利用できる施工管理アプリのため、導入を迷っている方やアプリの移行を考えている方はぜひチェックしましょう。