蔵衛門の口コミ評判・機能・料金・導入事例

出典:蔵衞門公式サイト

工事写真でつながる現場共有アプリ「蔵衛門」を導入を検討している中で、下記のような疑問を持たれる企業が多いのではないでしょうか。

  • 蔵衛門ではなにができるのか。
  • 蔵衛門ではどんな機能があるのか。
  • 口コミや評判はどうなのか

今回の記事では、蔵衛門の機能や料金、評判について詳しく解説します。

導入を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

蔵衞門とは

蔵衞門とは

工事写真や電子小黒板、図面を工事ごとに管理・共有でき、リアルタイムでの現場状況の把握が可能なアプリです。

データの連携も行えるため、撮影した写真から台帳の作成も行えます。

全ての工事関係者と共有がされるので、みんなの業務効率化に役立ちます。

民間、公共工事と工事の規模を問わず使用可能であり、フリープランでは0円から蔵衛門を使用できます。

建設DXサービスとして、実績が豊富な施工管理システム、電子小黒板に強い施工管理システム、施工管理者に紹介したい建設DXサービスの3冠獲得している優秀なシステムです。

運営元『株式会社ルクレ(英名:LECRE Inc.)』について

以下では、蔵衛門を提供している株式会社ルクレの企業情報を紹介しています。

会社名株式会社ルクレ(英名:LECRE Inc.)
所在地本社〒107-0061東京都港区北青山1-2-3 青山ビル3F
代表取締役有馬 弘進
設立日1995年9月20日
資本金3,000万円
事業内容Image Communication Cloud を BtoB/BtoC 展開
HPhttps://www.kuraemon.com/

蔵衞門の機能・できること

蔵衞門の機能・できること

「蔵衞門」では、写真、黒板、図面、台帳、トークと多くの機能によって業務の効率化が行え、工事品質の向上に貢献します。

そんな「蔵衛門」の主な機能は下記の通りです。

  • 写真機能
  • 黒板機能
  • 図面機能
  • 台帳機能
  • トーク機能
  • 管理機能
  • 報告機能

上記の7つの機能について詳しく解説します。

写真機能

現場で撮影された写真は工事ごとに一元管理され、メンバーとの共有が行えます。

さらに写真の撮影情報をもとに「工種」「場所」「撮影者」で自動仕分けされるため、日所に便利で使用しやすくなっています。

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黒板機能

予め作成した電子小黒板を共有することで、工事写真の撮影業務の分担が行え、個人の負担軽減につながります。

作成した黒板は、フォルダごとにまとめるため、予め多くの黒板を作成してもすぐに見つかります。

未撮影の黒板だけ表示できるため、写真の撮り忘れ防止も行えます。

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図面機能

他の機能同様にデータ共有が行えるため、最新図面の更新が随時行われ古い図面を使用しての施工や写真撮影の手戻り防止が行えます。

さらに付属のペンや指で図面に追記が可能なため、変更などを野帳感覚で行えます。

公共工事などの大規模工事では図面もサイズが大きいですが、表示が速いため施工詳細を簡単に行えます。

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台帳機能

台帳作成では、写真などのデータの仕分けが手間のかかる作業ですが、蔵衛門に全ての工事写真が共有され、仕分けも自動で行われているため台帳の作成が容易に行えます。

黒板情報との連携もされるため、台帳作成の手間も大きく軽減されます。

さらに電子納品データ出力にも対応し、さまざまな官公庁の基準にも準拠しているため、簡単にオンライン電子納品が可能です。

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トーク機能

蔵衛門のトーク機能は文字や写真だけでなく黒板も送れます。

メッセージの返信がワンタッチで行える「対応中」「完了」などのリアクションボタンは非常に便利です。

ビデオトークも可能であるため、現場のリアル状況を映像で伝えることも可能です。

管理機能

管理できる工事の数が無制限であるため、複数の案件の同時管理が可能です。

さらに過去に完了した工事もデータとして残るため工事写真などもすぐに見つけられます。

案件ごとの参加メンバーも無制限であるため、関係業者も含めて工事を共有できます。

工事ごとに管理権限をつけることができるため、必要以上の情報がもれることの防止も行えます。

報告機能

手間がかかり業務負担になる報告業務を工事ごとに「ポスト」で管理を行えます。

アンケート形式のフォームに入力を行うだけで、さまざまな報告ができます。

報告書はリアルタイムで閲覧ができ、提出用の書類にも簡単にまとめることが可能です。

入力フォームはカスタマイズ可能であるため、オリジナルのフォーム作成が行え必要な情報収集を手軽にできます。

蔵衞門の費用・料金

蔵衞門の費用・料金

蔵衛門を利用するためには、3つのプランのうちどれかに入る必要があります。

まず無料で利用できるフリープランですが、参加メンバーは無制限で写真や図面、黒板などをの共有はできますが、参加できる工事数は1件のみです。

次にプレミアムプランです。

こちらはメンバーが増えるごとに月々の料金が安くなるライセンスパックが用意されています。

最大3名での利用の場合は、月々の料金は1ライセンスあたり1,100円となり、最大60名での利用の場合は1ライセンスあたり660円です。

最後にエンタープライズというプランがありますが、こちらは公式HPよりお問い合わせください。

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蔵衞門の評判・導入事例

実際に蔵衞門を導入している企業の導入事例を紹介します。

【株式会社冨士土木】

株式会社冨士土木は、舗装工事を主体に、東京都内を中心とした上下水道、港湾、橋梁、運動場などの一般土木工事を手掛ける総合土木建設企業だ。同社では社内に「DXチーム」を結成。現場の負担が大きかった工事写真業務を大きく効率化した。そこで選ばれたのは「蔵衛門」だ。

課題

・木製黒板での工事写真撮影は現場のストレスが大きい

・1万枚超の撮影と整理を現場監督ひとりで行うのは無理!

対策

・社内に「DXチーム」を結成、工事写真業務を完全デジタル化

・「撮影以外」を工事写真チームのスタッフに分業

効果

・現場は写真を「撮るだけ」

・現場監督が時間を有効活用できるように

・現場監督の残業時間を1/3削減!

引用元:蔵衛門公式HP

【株式会社ODK】

電気設備工事を手がける株式会社 ODK。社員数は 9 名。同社のような小規模事業者では、ひとりあたりの作業量が多くなりがちだ。社員は機器の設置や配電といった実務が優先になり、工事写真業務は撮影、帳票作成とも社長の大場氏自らが行っていた。できれば社員に撮影指導をして任せたいが、他の仕事もあり難しい。そこで活躍するのが「蔵衛門」だ。

課題

・工事写真業務を社員に託して、業務集中を解消したい

・社員のスキルアップを支援したい

対策

・チャットを活用、工事写真の撮影指導をリモートで

・画像に注意点を直接描き込んで「伝わる指示」に!

効果

・社長の写真業務が50%減!

・社員の写真スキルが向上、撮影を任せられるように

・社員の意識が変わり、全体のモチベーションが向上

引用元:蔵衛門公式HP

【株式会社アークノハラ】

公共事業案件、中でも道路関係の工事を多く手がける株式会社アークノハラ。同社の工事は遠隔地で広範囲な現場が多く、その中に施工箇所が点在し、事務所への移動に時間がかかる。また現場が山中などの場合、付近に事務所を借りることができず、やむなく都市部に借りた事務所との往復にも無駄な時間が生じていた。この問題解消への挑戦を支えるのが「蔵衛門」だ。

課題

・現場と事務所の移動時間を短縮したい

・写真の整理(調書作成)の残業化を解消したい

対策

・秘密兵器!移動式の簡易事務所を設営

・撮影した写真をクラウドですぐに簡易事務所と共有

効果

・撮影後すぐに調書作成が可能になり残業化を解消

・1検査につき準備期間を1日短縮!

・短納期の案件でも時間に余裕が生まれた

引用元:蔵衛門公式HP

蔵衞門導入の流れ

蔵衞門導入の流れ

蔵衞門導入の流れは以下の通りです。

  1. 蔵衛門公式HPより製品の選択を行う。
  2. 購入方法や価格を確認し申込を行う。
  3. 製品のダウンロード、インストールを行う。
  4. 利用スタート

導入後は操作方法などの不明点も多く出てくるかと思いますので、導入後のサポートを活用しましょう。

蔵衞門の総合評価

蔵衞門の総合評価

以下では、蔵衞門を導入している企業の声をもとにした、メリット・デメリットについて紹介します。

蔵衞門を導入するメリット

蔵衞門を導入するメリットは主に4つあります。

  • 写真機能に特化しており、写真の整理、管理などがしやすい
  • 導入実績が豊富にあり、安心して利用できる
  • 導入にあたってサポートが充実している
  • 多機能であり業務の効率化が行える

蔵衛門の写真機能は非常に便利で使いやすいものとなっているため、工事写真の管理などでお困りの方にはぜひおすすめです。

導入実績も豊富で無料のオンラインセミナーやサポートも充実しているため、納得したうえで安心して導入することが可能です。

写真以外の機能も使いやすいものとなっているため、業務の効率化が行え、生産性の向上にもつながります。

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蔵衞門のデメリット

蔵衞門は非常に便利な機能をもったツールですが、メリットばかりでなくデメリットもあります。

  • クラウドの特性上電波状況や通信環境によってはトラブルが発生する可能性がある
  • フリープランでは利用できる機能が限られている
  • 蔵衛門Padという専門端末でないと使えない機能がある

蔵衛門はクラウドの特性上で電波状況などに利用が左右されるため、田舎の方であったり通信環境の悪い場所での利用には注意が必要です。

フリープランでは利用できる機能が限られているため、お試しで使用するプランと考えて利用しましょう。

専用端末でないと利用できない機能があるため、利用メンバー多い場合などは専用端末の数も増えるため端末購入費用が増大します。

まとめ

まとめ

今回の記事では現場共有アプリの蔵衛門について詳しく解説してきました。

蔵衛門は写真や図面などの工事に必要な情報やデータを共有・管理が行える非常に便利なアプリです。

企業の業務効率化が行え、従業員や協力業者の業務負荷を軽減することにもつながります。

業務効率化を行いながら、工事の品質を落とすこともないため、企業の抱えるさまざまな課題の解決してくれることでしょう。

まずは、フリープランでの利用やオンラインセミナーなどに参加し導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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