- 「現場Plusの口コミや評判は良いの?」
- 「どの施工管理アプリを使えば良いかわからない…」
以上の疑問やお悩みを解決するべく、本記事では現場Plusの口コミ・評判から機能や料金・導入事例まで幅広く紹介しています。
建設業界をはじめ、まだまだ紙ベースの管理が多く、DX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいません。
人員不足の解消や従来よりも生産性を上げるには、デジタル化が必須といえるでしょう。
5分程度で読める記事となっており、施工管理システムを導入して業務効率化を図りたい企業は必見です。
ぜひ参考にしてみてください。
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現場Plusとは
「現場Plus」は、建設現場の情報共有と効率的な施工管理ができるアプリです。
工程表作成・掲示板・トーク機能・書類管理(図面や写真など)・工程チェック・入退場管理などがサポートされています。
データはクラウドで管理され、ITシステムやアプリに不慣れなユーザーにも使いやすい直感的な設計です。
また一人あたり167円/月の低コストで導入できます。
多くの企業にとって導入もしやすく、導入前後の充実したサポート体制もおすすめポイントです。
複数の工程表を一元管理することで、担当者の重複作業を防ぎ、業務効率の向上を実現できるでしょう。
運営元『株式会社ダイテック』について
「現場Plus」を提供している株式会社ダイテックについて、企業情報の詳細を確認しましょう。
運営会社 | 株式会社ダイテック |
本社所在地 | 東京都品川区南大井6丁目16番19号 |
資本金 | 5,000万円 |
電話番号 | 03-5762-3520 |
事業内容 | ・住宅産業向けのクラウドサービス開発・建設業向けCADシステムの開発、販売、提供など |
設立日 | 1969年10月 |
公式サイト | https://www.kensetsu-cloud.jp/genbaplus/ |
現場Plusの機能・できること
現場Plusが提供する機能・できることは以下のとおりです。
- 工程管理
- 各種ファイル管理
- 報告書作成
- 労務管理
- コミュニケーション機能
それぞれ解説しているので、搭載している機能を踏まえて、自社で導入できるか検討しましょう。
工程管理
現場Plusは工程管理を楽にします。
テンプレートが用意されているため、希望の日時・期間を設定するだけで、簡単に工程表を作成できます。
アプリ上で工程表の共有や入力ができるので、リアルタイムでプロジェクトの進行状況がわかるのです。
コメント機能もあるため、現場とのコミュニケーションを通じて、適切なトラブル対応もできるでしょう。
また入力作業もワンタッチで済むため、現場のスタッフの負担も減らせます。
万が一の工程遅延に対する対処や、進捗状況に応じて工程のリスケジュールなど、適切な調整につながります。
各種ファイル管理
現場Plusは、現場プロジェクトに必要な文書や図面・設計データを一元管理します。
アプリにアクセスするだけで、現場の作業員は必要なファイルへのアクセスが可能です。
また協力会社も含めて共有できるため、チーム全体でコミュニケーションがスムーズになります。
情報共有の時間を短縮することで作業時間に充てられ、生産性の向上にもなるでしょう。
報告書作成
報告書の作成機能を使えば、完了報告書を簡単に作れます。
プロジェクト状況をスムーズにクライアントに伝えることができれば、信頼向上にもつながるでしょう。
さらに、現場Plusで保存した写真に電子黒板機能を使うことで、施行前・施行中・施行後と使い分けられます。
溜めた写真を出力して、Excelファイルでテンプレート化すれば、報告書作成も大きく効率化できます。
労務管理
労務管理も得意としており、現場スタッフが現場入りする際に「入場ボタン」と「危険予知ボタン」も表示されます。
KY(危険予知)活動をして初めて、入場処理ができるシステムなので、現場の安全作業にもつながります。
またリアルタイムで現場の状況を把握することで、入退場の時間がわかり、労働環境の整備・見直しもできるでしょう。
コミュニケーション機能
現場Plusは、施工現場内でのコミュニケーションを効率化します。個人間はもちろん、グループでのチャットや掲示板による全体連絡も可能です。
また現場だけでなく、お施主様とのトークやファイル送付機能もあるため、詳細な説明・コミュニケーションも図れます。
現場との連絡では既読機能があるので、言った言わない問題を回避できるのも大きなポイントです。
現場やお施主様と連絡ができることで、プロジェクトのスムーズな遂行と問題解決につながるでしょう。
現場Plusの費用・料金
現場Plusの導入を検討するうえで、懸念されるポイントの一つが費用・料金です。
自社での利用頻度とランニングコストを考えるうえで、以下の表を確認しておきましょう。
導入にかかる基本料金
料金(税別) | |
---|---|
初期費用 | 10,000円 |
60ID(月額) | 10,000円 ※1IDあたり167円/月 |
以上の他、30ID追加ごとに5,000円の追加料金が発生します。
どの程度の規模・人数分を導入するか検討中の方は、一度お問い合わせをして判断するのもおすすめです。
現場Plusの評判・導入事例
本章では、現場Plusを活用して施工管理をおこなう企業の導入事例を紹介しています。
自社で抱える悩みを解決できるか・現場Plusがどう役立っているのかを、ぜひチェックしてみましょう。
株式会社相中組
前述の現場の地図なども手軽にスマホで見られてそのまま現場までナビをしてくれるし、現場周辺のコンビニや公衆トイレ等の位置情報も簡単に確認できる。現場の人間にとってはどれもありがたいことで、特に20~40代の若い世代の方が「便利だ」と言ってくれましたね。また、従来は情報共有を一気に行うことはできませんでしたが、情報共有アプリを使えば、監督の指示も全業者に一発で伝達し共有できる。これは現場の人間全てにとって非常に大きなメリットです。
引用元:建築事例サイト スタラボ
カメヤグローバル株式会社
私たちは通常一人で10現場前後を見るので、図面を持ち歩くだけで大変ですが、今はタブレット一枚で足りるので楽になりました。他の現場にいる時など、その現場の図面を持っていなくてもタブレットやスマホで即座に最新の図面を開き、現場の業者とやりとりでき、図面を取りに戻るような無駄も無くなりました。また、工程表も同様です。工程は天候やお客様都合で日程変更も珍しくなく、以前はその変更を皆に徹底しきれずに失敗もありました。しかし、今は都度工程表に変更を加えることで漏れもなく、遅れもないので非常に安心です。工程の無理無駄が無くなったのは確かで、工期短縮にも繋がっている実感がありますね。
引用元:建築事例サイト スタラボ
株式会社あすなろ建築工房
現場を担当している設計者が現場へ行く回数がぐっと減りましたね。現場クラウドにより、逆に現場と密に連絡が取れるようになったため、実際に連絡現場へ足を運んで大工や職人と打合せする回数も少なくなっているようです。おかげで設計そのものに集中できる環境になってきたと感じています。また、以前は現場への連絡でファックスを一斉送付する機会が頻繁にあり、しばしば「送った」「見てない」というトラブルが発生していましたが、これも現場クラウドの導入により激減しました。何しろ確実に掲示板にログが残っているし、「既読」「未読」も容易にチェックできますからね。当然、電話やファックスの使用も確実に減っています。
引用元:建築事例サイト スタラボ
導入の流れ
実際に現場Plusを導入する際の流れを紹介していきます。
「ITに不慣れだから、導入できるか不安」「導入するまでのイメージをつかんでおきたい」方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 公式サイトからお問い合わせ・資料請求をする
- 導入すべき人数・規模を自社で議論する
- アプリorクラウド版をダウンロードする
- 画面に沿って登録する
- 通知された「テナント番号」を入力して初期設定をおこなう
- 設定後、利用開始できる
実際に利用して社内評価することで、コスト対効果があるか・業務の効率化がされているかを確認できます。
要望に応じて、オンライン研修や出張研修などの制度も提供しています。
大規模な企業であれば、さらに支社へ展開してID数を増やすことで生産性を上げられるでしょう。
現場Plusの総合評価
現場Plusは、口コミ評判・導入事例も含めた総評をすると、建設現場における施工管理で活躍するアプリといえます。
現場Plusを利用するうえでのメリット・デメリットについてまとめているので、参考にしてみましょう。
現場Plusを導入するメリット
現場Plusを活用するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 現場管理を見える化できる
- 労働コストの削減につながる
- コミュニケーションが円滑になる
現場Plusの導入により、現場管理を見える化できます。
プロジェクトの進捗や工程をリアルタイムで把握できるため、工程遅延などの問題にも迅速に対処できるでしょう。
結果的に、プロジェクトの効率化になり、人員の削減・労働コストの削減にもつながります。
さらにチャット機能により、現場と管理者側の連携や、お施主様とのコミュニケーションが取れて信頼アップにもなります。
以上のメリットにより、プロジェクトの生産性の向上やコスト削減が実現できるでしょう。
現場Plusの導入において考えられるデメリット
口コミや評判をもとにした現場Plusを導入するデメリットは以下の2つです。
- 頻繁にパスワードの入力を求められる
- 自社に応じたカスタマイズは不可能
現場Plusを導入する際のデメリットも考慮すべきです。
頻繁なパスワード入力の要求は、セキュリティにおいて必要な一面ですが、アクセスのしにくさはストレスになりかねません。
例えば、作業中に何度もアプリにアクセスする必要がある場合、業務効率が落ちる可能性があります。
また現場Plusのシステムは、カスタマイズできないことにも注意しましょう。
導入する際に、必要な機能がそろっているか・カスタマイズ性がなくても問題ないかを話し合うことが大切です。
まとめ
今回は、施工管理アプリ「現場Plus」の口コミ評判や機能・料金・導入事例などを紹介しました。
現場Plusを導入することで、工程表を簡単に作成・共有して、リアルタイムで現場を見える化できます。
スマホやタブレット一台で現場の進捗報告やチャットができるため、報告業務や管理者との連絡も楽になります。
現場の生産性が上がれば、人員の最適化ができ、人件費をはじめとした労働コストも削減できるでしょう。
現場Plusは現場とのコミュニケーションをスムーズにしたい・進捗をリアルタイムで把握したい企業におすすめです。