- 「目視録ってどんなアプリ?」
- 「目視録の口コミや評判を知りたい…」
という疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
2023年現在も、紙や電話でのやり取りが多く、現場との連携がデジタル化していない企業は少なくありません。
DX(デジタルトランスフォーメーション)化を進めることで、書面の電子データ化やクラウド上での情報共有が可能になります。
本記事では、クラウド施工管理システム「目視録」について、導入事例を含む口コミや評判などを紹介しています。
最後まで読むことで、目視録が提供する機能や料金プランを把握でき、自社への必要性を判断できるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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目視録とは
「目視録」は、建設業やメンテナンス業向けの施工管理アプリで、株式会社エー・エス・ディが提供しています。
工務店やリフォーム会社・他の業種でも広く利用されており、累計約500万件の現場に活用されてきました。
「目視録」を使うことで、報告書の生成・顧客への進捗報告・データの出力など、施工管理に必要な作業を一貫しておこなえます。
また操作性に優れており、ITやスマホに不慣れな職人でも簡単に操作できるのが特徴です。
他にも、既存の基幹システムや経理システムと連携させることで、支払いの自動化など手間も削減できます。
最終的に、社内全体の生産性が上がり、顧客満足度や信頼アップにつながるでしょう。
DX化を進めて業務を効率化したい・労働コストの最適化を図りたい企業におすすめのシステムです。
運営元『株式会社エー・エス・ディ』について
施工管理システム「目視録」を提供する株式会社エー・エス・ディについて、詳細を確認しましょう。
運営会社 | 株式会社エー・エス・ディ |
本社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-5-14 WISE NEXT新横浜5F |
資本金 | 37,800,000円 |
電話番号 | 045-478-2482 |
事業内容 | 建築、建設業界向けのクラウドサービスの提供 現場管理の構築など |
設立日 | 2000年2月1日 |
公式サイト | https://www.asd-inc.co.jp/ |
目視録の機能・できること
目視録が提供する機能・できることは以下のとおりです。
- 進捗の管理(一覧表示できる)
- 工事報告・記録書を簡単に作れる
- データの出力
- 写真の登録
- リアルタイム共有
それぞれ解説しているので、機能を把握して自社へ導入できるか検討しましょう。
進捗の管理(一覧表示できる)
「目視録」は、施工プロジェクトの進捗を簡単に管理できます。
例えば、複数の建設現場での作業の進捗状況・工事記録がクラウド上から一覧でわかります。
それぞれの現場の進捗を把握することで、納期遅延がないか・問題点がないかを素早く確認できるのです。
またプロジェクトのスケジュールに合わせた他の工事案件の調整や、最適な人員の確保も可能となります。
工事報告・記録書を簡単に作れる
施工における要領書や工事基準書をシステム化することで、工事報告や工事記録を手軽に作成できます。
記録時に、施工基準書の内容は参考画像とコメントで表示されるため、誰でも一定の品質基準を守れるのです。
品質を保てることで、属人化を防いだ報告書の作成につながり、管理者側との連携や顧客への信頼構築にも役立つでしょう。
基準書の作成に不安がある場合には、目視録側でサポートしてくれるのもうれしいポイントです。
データの出力
「目視録」では、作成した品質管理の記録書などを、ExcelやPDFとしてデータ出力が可能です。
例えば、施工プロジェクトに関するデータをクラウド上で抽出しておけば、自社独自のレポートや分析に利用できます。
データ化することで、実績としてホームページで公開すれば、新規案件の獲得につながる可能性もあるでしょう。
また出力できる報告書テンプレートは5つほど用意されているため、施主・元請など相手によって使い分けられるのも大きな特徴です。
写真の登録
「目視録」では写真の登録や閲覧が簡単です。
例えば、施工現場で品質確認のために写真を撮影し、アプリを使用してアップロードすれば完了となります。
スマホやタブレットから簡単に送信できるため、ITや電子機器に苦手な方も操作に戸惑わないでしょう。
現場と監督側のスムーズかつ正確なやり取り・施工にもつながり、必要に応じて写真の参照ができます。
リアルタイム共有
「目視録」を利用することで、現場と監督側でのリアルタイム共有が可能になります。
例えば、現場での進捗や問題点を工事記録や写真としてリアルタイムで関係者に共有できます。
トラブルへの迅速な対応につながるだけでなく、正確な進捗状況の把握やコミュニケーションの活性化にもなるでしょう。
現場チームに的確な指示をすることで、認識の統一・スムーズな作業ができ、プロジェクト全体の生産性が向上します。
以上の他にも、図面上に品質の記録を残せるため、どこをどのように施工したのかを手軽にチェックできます。
目視録の費用・料金
目視録の導入を考えた場合に、気になるのは費用・料金ですが、目視録公式サイトには料金やプランが載っていませんでした。
またスマホやタブレットでの報告書作成・実績確認・工程の進捗管理はオプション機能となり、別途追加料金が発生します。
目視録の評判・導入事例
本章では、目視録を利用している企業の導入事例を紹介しています。
「どんな悩みを持った企業が利用しているのか」「自社の施工管理でも活用できそうか」ぜひ参考にしてみましょう。
注文住宅の施工とリフォームを行っている会社
①新築受注に頼らないビジネスモデル
目視録でアフターメンテナンス・点検履歴を管理できるようになり、リフォーム提案に活かすことができるようになった。
リフォーム案件の受注も徐々に増え、新規受注に頼らないビジネスモデルを構築できた。
②アフターメンテナンス・点検履歴の管理
お客様ごと、定期点検のタイミングごとに点検履歴を管理できるようになった。
お施主様へ経年変化を分かりやすく伝えられるようになり、リフォームの提案根拠を強めることができた。
③システム間を連携しデータのやり取りを簡単に
それぞれのシステムを連携し、データの登録作業を効率化。 システムに登録するためのデータ処理対応時間の削減に成功。
引用元:目視録公式サイト
全国的に戸建分譲住宅を提供するビルダー
目視録導入後は監督がスマホで目視録へ各工程別の完了写真を目視録で報告しました。
こうすることで監督が事務所へ戻ってからの事務作業を軽減していきました。
各現場からの工事報告は品質管理者が目視録を通して品質チェックを行います。
品質チェックの結果は目視録画面上で色分けされて各現場の品質結果が視覚化されるようになっています。報告された内容で指摘事項があれば目視録を通して指摘内容を通知し、是正が完了されるまで追跡する運用を行いました。
目視録を通して役割を明確に分けることで増え続ける受注棟数にも対応できるようになり、一人当たりの管理現場が増えても品質が担保できる仕組みを構築しました。
引用元:目視録公式サイト
住宅設備機器の設置工事を行っている会社
①対応/作業漏れ発生件数削減
マニュアルの確認しやすさUP
導入前はマニュアル片手に作業を行わなければならなかったが目視録で確認できるようになった。
②売上UP
対応/作業漏れ発生件数が削減できたことにより、作業のやり直しを大幅削減!
社内の余裕も生まれ、案件数を増加させることができたため売上もUP。
③作業内容チェック体制の構築
チェック体制の業務プロセスの見直しが行え業務が円滑になった。
スピーディーに指摘を行うことができるようになっただけでなく、問題箇所の是正までのスピードも向上。また、各個人の作業内容が確認できるようになり、 社員/パートナーの評価が明確に行えるようになった。
引用元:目視録公式サイト
導入の流れ
本章では、目視録の利用開始・導入までの流れについて紹介していきます。
導入の流れをイメージしておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 問い合わせをする(無料で資料ダウンロードもできる)
- 見積作成
- 問題なければ契約
- カスタマイズの設定(自社に必要であれば)
- 運用開始
※無料トライアルも別途申込可能。
以上の流れで導入開始まで完了します。
運用開始後は、専門スタッフが操作方法やシステムに関するサポートをしてくれるため、安心ポイントになるでしょう。
目視録の総合評価
目視録は、導入事例・評判・サービス内容をもとに総評すると、各業界の施工管理に必要な機能を持ち合わせたシステムといえます。
目視録を利用するメリット・デメリットをそれぞれ以下にまとめているので、参考にしてみましょう。
目視録を導入するメリット
目視録を活用するうえでのメリットは以下のとおりです。
- 事務作業の軽減
- 業務の品質が向上する
- 自社に応じたカスタマイズができる
目視録を活用することで、事務作業の軽減ができます。
従来の紙ベースの施工記録に比べ、デジタル化された目視録は、データ入力による報告書作成・情報共有が効率的になります。
時間と手間を省けるため、管理者や現場担当者が作業に集中して、総合的な労働コストを減らせるでしょう。
また施工要領書や工事基準書をシステム化することで、一定の品質が平準化され、属人化の防止にもつながります。
さらに、導入時には自社の業務に応じたカスタマイズが可能です。
既存システムとも連携できることで、専用システムとして自社に最適なオリジナルシステムを構築してくれます。
最適なシステムを使うことで、社内全体の生産性を高めて、顧客満足度・企業の信頼アップにつなげられるでしょう。
目視録の導入に対するデメリット
目視録のデメリットは、無料トライアルでは目視録のすべての機能が使えないことです。
ただし、トライアル期間で基本機能や使い勝手を評価して、自社のニーズに合っているかを確かめる絶好の機会になります。
機能やシステムの操作性に問題がなければ、有料プランに移行してすべての機能を利用でき、品質管理を向上させられます。
無料トライアルを賢く活用し、目視録を最大限に活かしましょう。
まとめ
今回は、施工管理システム「目視録」について、導入事例を含む口コミや評判・料金・機能などを紹介しました。
目視録は、施工要領書や基準書をシステム化できるため、報告書や記録書の品質の平準化につながります。
誰が作成してもわかりやすい書類が完成することで、属人化の脱却や施工管理の品質アップを目指せるでしょう。
導入前後のサポートはもちろん、導入前の説明会の実施や自社に応じたカスタマイズ設定など豊富なサービスが特徴です。
既存システムからの移行をしたい・施工管理システムを使ってみたいという企業は、ぜひ参考にしましょう。