プロジェクト管理システム「ANDPAD(アンドパッド)」を導入を検討している中で、下記のような疑問を持たれる企業が多いのではないでしょうか。
- ANDPAD(アンドパッド)ではなにができるのか。
- ANDPAD(アンドパッド)ではどんな機能があるのか。
- 口コミや評判はどうなのか
今回の記事では、ANDPAD(アンドパッド)の機能や料金、評判について詳しく解説します。
導入を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。
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アンドパッドとは
施工管理、顧客管理、営業管理、原価管理までの必要な情報を一元管理できるプロジェクト管理サービスです。
経営や現場業務の中でのさまざまな悩みを解決してくれます。
情報の一元管理だけでなく、社内・社外との情報共有がスムーズに行え、工程表の作成や受発注業務をオンラインで完結できます。
これからのデジタル化にも柔軟な対応が可能であるため、これからの現場管理に最適な機能を搭載しています。
さらにインボイス制度や電子帳簿保存法へも対応しており、これからの経理管理にも役立つものとなっています。
運営元『株式会社アンドパッド』について
以下では、ANDPAD(アンドパッド)を提供している株式会社アンドパッドの企業情報を紹介しています。
会社名 | 株式会社アンドパッド |
所在地 | 東京オフィス〒101-0022東京都千代田区神田練塀町300住友不動産秋葉原駅前ビル8階 |
代表取締役 | 稲田武夫 |
従業員数 | 606名(2023年4月1日時点) |
資本金 | 108億9,209万円(資本準備金含む) |
アドバイザー | 松田 明(RubyおよびRuby on Rails コミッター )井原 正博(株式会社ビットジャーニー) |
認証 | NETIS(新技術情報提供システム) – 国土交通省信憑性確認(改ざん検知機能)の証明 – 一般社団法人 施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)電子取引ソフト法的要件認証 – 公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)ISO/IEC 27001:2013 – ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)SOC1 type1 |
HP | https://andpad.co.jp/ |
アンドパッドの機能・できること
「アンドパッド」はさまざまな管理に適したツールであり、多くの機能が搭載されています。
よく利用する機能やできることには下記があります。
- 写真や資料の管理
- 工程表
- チャット機能
- 営業管理
- カレンダー機能
上記の5つの機能について詳しく解説します。
写真や資料の管理
アンドパッドでは、写真や図面などの資料の管理をクラウド上で管理してくれます。
建設・建築業界では、ひとつの現場で多くの資料が存在する業界であるため、その管理を容易にしてくれます。
手元に資料がなくても、アプリを開けば図面などの資料をすぐに確認できるため、多くの現場資料や図面を持ち歩く必要がなくなります。
工程表
工事現場に必ず必要な工程表ですが、エクセルなどで作成する方が多いかと思いますが、アンドパッドでは、工程表の作成だけでなく管理も行えます。
リアルタイムでの進捗確認や工程ごとに通知設定ができるため、工期の遅れなどを防ぐことに効果的です。
チャット機能
アンドパッドでは案件ごとのチャット機能がついています。
チャット機能を使用することで、現場で起きたトラブルをいち早く報告でき、メールなどと違いリアルタイムでの報告が可能です。
さらにチャット上で各工事の完了報告などをもらえれば、施工管理者が現場に行く回数が軽減できます。
営業管理
営業管理では、案件の進捗状況をリアルタイムで行えるため、案件の管理が容易に行えます。
担当者によっては多くの案件を同時に管理する必要もあります。
その際に一覧で案件状況の確認が行えれば、確認業務が減り、工事の遅れなどトラブルに早期に気づくことが可能です。
カレンダー機能
カレンダー機能は工程表と連動されたスケジュール管理を容易にしてくれる機能です。
自身のスケジュールと合わせて、参加案件の着工、完工などの日程も同時に行えるため、カレンダーへの入力忘れがあっても立会などの必要な日がわかります。
管理者の方は、従業員のスケジュールを把握できるため、業務内容、状況が一目でわかるので非常に便利です。
アンドパッドの費用・料金
アンドパッドを利用するにあたっての費用や料金について紹介します。
アンドパッドはさまざまな業務形態に合わせたプランを用意されており、プランの詳細については、お問い合わせしていただく必要があります。
料金体系として、初期費用・月額費用・オプション費用の3つの料金を合わせた料金が導入にあたっての費用です。
それぞれの費用についてはプランによって異なるため、詳しくはお問い合わせください。
はっきりとしたプランの内容や料金は、問い合わせしていただく必要がありますが、自社の業務形態に合わせた独自のプランの作成が可能です。
アンドパッドの評判・導入事例
実際にアンドパッドを導入している企業の導入事例を紹介します。
【株式会社北洲】
一人当たりの担当棟数が1.6倍に。施工管理と受発注管理をシステム統一し、業務効率化・品質向上に取り組む
【導入前の課題】
・発注の作成やFAX送信の手間がかかっていた
・写真の整理、報告書の作成など事務作業に追われていた
【導入効果】
・工程表作成時間が1.3時間削減、報告書作成時間は8時間の削減。
・受発注関連帳簿の8割りがペーパーレス化。
・従業員ひとりあたりの棟数が、1.6倍に増加
引用元:ANDPAD公式HP
【石井瓦工業株式会社】
データ管理を効率化し、経営数値・営業プロセスを見える化。新規商談増加、粗利率向上を実現
【導入前の課題】
・業態ごとにデータ管理が異なり、情報の把握できていなかった
・複数の管理ツールが存在し、データの二重入力の手間が発生していた
【導入効果】
・新規商談件数3割増加と、粗利率2%向上を実現
・データの二重入力をなくし、営業の作業工数を大量削除
・現場と販売管理のデータを集約し、事業成績や売上予測を可視化
引用元:ANDPAD公式HP
【株式会社日本財託管理サービス】
職人への丁寧なフォローが成功の秘訣。
ANDPADの活用により、ほぼ同じ人員で売上60%アップを実現
【導入前の課題】
・案件増加により、各現場の進捗状況の把握が困難に
・関わる社内メンバーが増えたことで、情報の伝達ミスが多発
【導入効果】
・ほぼ同じ人員数で売上60%アップを実現、さらなる品質向上を目指す
・日報機能の活用で、現場への訪問回数が減り、移動時間が大幅削減
・チャットを使った情報伝達により、電話の回数が1/3に減少
引用元:ANDPAD公式HP
【株式会社コスモスモア】
工事写真の撮影において「ANDPAD黒板」がもたらした“大革命”
【導入前の課題】
・大量の工事写真が必要なため、黒板作成と撮影に多くの工数が発生
・撮影した写真のフォルダ分け整理に、多くの手間がかかっていた
【導入効果】
・1現場の写真撮影に必要な人員が半減。約10時間分のコストが削減
・写真整理が自動化され、作業が効率化。写真の検索も簡単に
・報告書フォーマットが統一化され、報告品質が平準化
引用元:ANDPAD公式HP
アンドパッド導入の流れ
アンドパッド導入の導入手順の詳細については、公式HPより問い合わせしてください。
- 資料請求を行う
- 電話、メールにて導入についての相談を行う
上記の方法から導入に関する悩みなどの相談を行い、具体的な導入の流れについて確認を行うようにしましょう。
アンドパッドの総合評価
以下では、アンドパッドを導入している企業の声をもとにした、メリット・デメリットについて紹介します。
アンドパッドを導入するメリット
アンドパッドを導入するメリットは3つあります。
- 施工管理業務の効率化に適した多くの機能がある
- 直感的な操作性でアナログ派の方でも利用がしやすい
- 建設、建築業界向けのさまざまなセミナーが開催されている
アンドパッドは導入企業数No.1の実績から知名度の高い施工管理アプリです。
そのため施工管理業務の効率化に必要な機能が多く搭載されており、さらにオプションによって自社の業務に合わせたカスタマイズが可能です。
現場の職人さんや年配の方はアプリの使用が苦手な方が多いですが、アンドパッドは直感的な操作性であるため、誰でも利用しやすいのが特徴です。
その他にも、建設・建築業界向けのセミナーを随時開催されており、日々変化の激しい業界の最新情報を得るために非常に便利です。
アンドパッドのデメリット
アンドパッドは非常に便利な機能をもったツールですが、メリットばかりでなくデメリットもあります。
- 導入費用が高額になる場合がある
- 小規模での使用には向いていない
- 多機能であるため使いこなすのに時間がかかる
導入にあたっては、プランの内容やオプションの追加によって導入費用が高額になる可能性があるため注意が必要です。
高額な導入費用になる場合、小規模での使用では採算がとれない場合も考えられます。
アンドパッドは便利な機能が多くあるため、全ての機能を使いこなすために、非常に時間がかかる可能性があります。
デメリットを理解し、しっかり検討を行ったうえで導入を行いましょう。
まとめ
今回の記事では施工管理アプリのANDPADについて詳しく解説してきました。
アンドパッドは施工管理に必要な機能を網羅しており、使いこなせれば業務の効率化が行える非常に便利なものです。
導入企業数No.1の施工管理アプリとして、知名度もあり利用についての安心感は高いことでしょう。
しかしデメリットとなる部分もあるため、注意して利用を始める必要があります。
導入を検討されている企業の方は、メリットばかりでなくデメリットの部分もよく理解して導入を進めていきましょう。