建設業アプリおすすめ【18選】料金・機能面で徹底比較

本記事では、建設業のアプリを料金体制・機能面で比較できるようにその特徴を詳しく解説しております。

本記事を通して自分の現場にあったアプリが見つけられるようにそれぞれのメリット・デメリットを正しく認識することが重要です。

施工管理アプリ17製品比較資料

料金・機能・製品ごとの特徴などを一覧表形式で比較した資料を無料DLいただけます。

目次

建設業おすすめアプリ【18選】

本記事では、建築・土木の建設業における業務を省人化・省力化するために開発されたアプリを18個紹介します。

それぞれの特長に加えて対応端末や料金体制も詳しく解説しています。

アプリ名主な機能料金対応端末公式ページ
現場ポケット・日報機能
・報告書作成機能
・トーク機能
・掲示板機能
・報告書作成 など
初期費用:0円
月額料金:年間契約11,880円、月額契約13,200円
※最大2ヶ月間の無料使用期間あり
・iPhone
・iPad
・Android
・PC
公式HP
KANNA・現場管理
・写真・図面管理
・チャット
・日報・報告
・工事黒板 など
初期費用:0円
・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
公式HP
デキスパート・現場管理
・写真
・工程管理 など
搬入設置料:33,000円〜
デキスパート費用:要問い合わせ
・PC公式HP
LINE WORKS・スケジュール管理
・チャット機能
・ドライブ管理
フリー 月額:0円
スタンダード 月額:495円/人
アドバンスト 月額:880円/人
・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
公式HP
蔵衛門・写真
・黒板
・図面
・写真台帳
・トーク など
初期費用:0円
月額費用: 3,300円〜
・iPhone
・iPad
・android
・PC
公式HP
LIXIL現場情報共有システム・現場管理
・写真・図面管理
・チャット機能 など
初期費用:330,000円
月額費用:11,000円〜
・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
公式HP
Fieldwire(フィールドワイヤ)・工程管理
・ファイル共有 など
月額費用:29ドル〜・iPhone
・iPad
・android
・PC
公式HP
目視録・品質管理記録
・報告書作成・出力
・現場管理 など
初期費用:0円~
月額費用:30,000円~
※無料体験期間 7日間
※クラウドサービス公式HP
buildee・調整会議
・労務安全
・入退場管理
初期費用:50,000円
月額費用: 39,800円〜
※クラウドサービス公式HP
かん助・安全管理
・品質管理
・ToDo管理
初期費用:2,000,000円~
月額費用
・設備施工:1,500円/1現場
・戸建住宅施工:5,000円/1現場 ・大規模修繕:5,000円/1現場
・iPhone
・iPad(iOS11~iOS13)
・android(5.0~8.0)
・PC(Windows8/8.1,Windows10)
公式HP
SiteBox(サイトボックス)・写真撮影
・電子小黒板
・帳票作成 など
月額費用 :1,000円/1ライセンス・iPhone(iOS8.0~11)
・iPad(iOS8.0~11)
・android(4.0.3~8)
・PC
※クラウドサービス
公式HP
ダンドリワーク・現場管理
・写真・資料管理
・掲示板機能
初期費用:200,000円~
月額費用:上限660円/1アカウント
※クラウドサービス公式HP
eYACHO・工程管理
・帳票作成
・写真やPDFの上にも手書きでメモ
・図面・データ共有  など

初期費用:300,000円
月額費用:2,333円/1ライセンス 〜
※無料体験期間30日間あり
・iPhone(iOS9.0以降)
・iPad(iOS9.0以降)
・PC(Windows10 バージョン1703以降) ※クラウドサービス
公式HP
AnyONE・顧客管理
・工事・施工管理
・発注管理
・入出金管理
・アフター管理
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
・PC(Windows8.1、Windows10)公式HP
CAREECON for WORK 施工管理・案件管理
・写真・ファイル管理
・掲示板管理
・報告書管理
・工程表管理
初期費用:100,000円(キャンペーン料金)
月額:20,800円 〜
(月払いの場合:30,000円)
自社アカウント数 30名(以降10名ごと月に5,000円追加)
※クラウドサービス公式HP
kizuku・現場管理
・チャット
・スケジュール管理
・図書共有・写真管理 など
初期費用:110,000円
月額費用:
<プロプラン30> :22,000円
<プロプラン50>: 33,000円
<プロプラン100> :55,000円
※クラウドサービス公式HP
HOUSE GATE・案件管理
・アルバム・カレンダー機能
・チャット機能
【エントリープラン】
月契約料金:0円
年契約料金:0円
【スタンダードプラン 】
月契約料金:22,000円(税込) 年契約料金:18,000円(税込) 【プロプラン 】
月契約料金:要問い合わせ
年契約料金:要問い合わせ
・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
公式HP
クラフタ・施工案件・営業案件の管理
・現場写真・図面共有
・チャット機能
・工程表管理
初期費用:0円〜
月額費用:0円〜
※クラウドサービス公式HP

現場ポケット

現場ポケットのおすすめポイント

  • 現場管理に特化した機能を標準搭載
  • 初期費用が無料で他社比較でもコストが安い
  • アフターフォローが充実していて導入後も安心
主な機能トーク機能
掲示板機能
アルバム機能
日報機能
報告書作成 など
料金初期費用:0円
月額料金:年間契約「11,880円(税込)」月額契約「13,200円(税込)」
※最大2ヶ月間の無料使用期間あり
対応端末iPhone
iPad
android
PC
運営会社株式会社アステックペイント

総評コメント

「現場ポケット」は、株式会社アステックペイントが運営する施工管理アプリです。

現場管理に特化した機能を標準搭載しており、「使いやすさ」にこだわって作られた施工管理アプリである為、年長者が多い現場やデジタル化に抵抗がある企業にもおすすめできます。

初期費用は無料で月額費用も11,880円(税込)と他社の施工管理アプリと比較してリーズナブルな点も嬉しいポイント。

それでいて、工事写真を自動でアルバムに反映してくれるアルバム機能やワンタッチで作業記録を登録できる勤怠機能、テンプレで報告書を簡単に作れる報告書作成機能など現場管理に必要な機能が揃っています。

また現場ポケットはアフターフォローも充実している為、導入後も安心して活用できます。

今なら最大2ヶ月間の無料お試し期間がある為、まずは資料をダウンロードしてみてください。

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KANNA

KANNAのおすすめポイント

  • 初期費用無料にて利用できる
  • Apple StoreでNo,1の評価
  • 利用する端末を選ばない
主な機能・現場管理
・写真・図面管理
・チャット
・日報・報告
・工事黒板 など
料金初期費用:0円
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
運営会社株式会社Aldagram

総評コメント

株式株式会社Aldagramが提供するKANNAは2019年にリリースされた比較的新しい施工管理アプリです。

シンプルで直感的な操作性が好評でAppStoreのユーザーレビューでも常に高得点を維持しています。

機能面では、ブラウザ・アプリどちらも対応しており、写真や図面などの資料をスマホやタブレットなどでいつでも確認できます。

その他機能面でも、スケジュール管理や図面管理、チャット機能などの基本機能が備わっているため、建築・建設・工事などあらゆる現場で活躍してくれるはずです。

また

建築業向けアプリの導入を検討している企業の方は是非、下記のリンクから資料請求をしてみてください。

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デキスパート

デキスパートのおすすめポイント

  • 稼働台数無制限
  • 各種積算データを取り込み、測点や施工管理基準などを関連付け、各ソフトで活用可能
  • 30 種類以上の豊富なラインナップのなかから業務に必要なソフトだけを導入可能
主な機能・現場管理
・写真
・工程管理 など
料金搬入設置料:33,000円〜
月額費用:要問い合わせ
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
運営会社株式会社建設システム(KENTEM)

総評コメント

デキスパートを利用するメリットは下記の3つです。

  • 各工程に特化したソフト
  • ソフトの一元管理で業務効率向上
  • 稼働台数が無制限

デキスパートは、各工程に特化したソフトが用意されています。

写真管理から出来形・CAD・測量などの各ソフトを一元管理できるため、各工程の作業効率が抜群にアップします。

インストールの制限がなく同時に複数のパソコンの台数で作業が可能で、同一ネットワーク上であれば、稼働台数が無制限で利用できるのもメリットです。

一方で、デキスパートのデメリットは下記の2つです。

  • 導入コストが高い
  • すべての機能を使いこなしにくい

デキスパートを導入するには、それなりのコストが必要です。

また、各工程に特化したソフトは業務効率が望めますが、すべての機能を使いこなせない可能性もあります。

デキスパートは費用が高く、機能が豊富で複雑なソフトのため、一人親方や小規模の会社には向きません。

【社内提案向け】施工管理アプリ17製品比較資料

施工管理アプリ全17製品を一覧表形式でまとめました。料金・機能面・対応端末・製品ごとの特徴などで比較できる仕様になっています。社内提案でも使いやすいよう資料はExcelでの配布です。
今だけ完全無料で提供しておりますので、是非本資料で施工管理アプリの比較・検討をしてみてください。

LINE WORKS

LINE WORKSのおすすめポイント

  • 見慣れた画面と機能で誰でもすぐにチャットがはじめられる
  • グループトークで効率的な情報共有
  • 音声/ビデオ通話で離れていても作れるチームワーク
主な機能・スケジュール管理
・チャット機能
・ドライブ管理
料金フリー 月額:0円
スタンダード 月額:495円/人
アドバンスト 月額:880円/人
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
運営会社ワークスモバイルジャパン株式会社

総評コメント

LINE WORKSを利用している企業は、「情報共有がしやすくなった」「マニュアルを読まなくても利用できた」という声が多く見られました。

情報共有のしやすさ、誰でも利用しやすい操作性が、ラインワークスの特徴です。

ラインワークスのメリットは、次の3つです。

  • 100人までなら利用期間の制限なく無料で利用できる
  • 操作に馴染みのあるアプリ
  • 情報共有が簡単にできる

LINE WORKSには、基本機能が無料で利用できる「フリープラン」があります。

100人まで利用できるので、はじめてチャットツールを導入する企業の味方となるでしょう。また、チャットツールであるLINEと操作が変わらないこともメリットです。

NTTドコモ モバイル社会研究所のデータによると、スマホ・ケータイ電話所有者のうち、LINE利用率は81.6%を占めているデータがあります。

(参照:2022年一般向けモバイル動向調査)

つまり、現場関係者のほとんどの方がLINEを利用したことがあるため、報連相を徹底できるのが特徴です。

ラインワークスは、PC・スマホ・タブレットなどのデバイスを問わずに利用できます。

そのため、現場関係者との情報共有が簡単にできることもメリットと言えるでしょう。

一方で、LINE WORKSはインターネット環境に左右されるので、電波が届かない工事現場での利用は困難です。

電波の届く位置まで移動する必要があるため、導入前に通信環境を確認しておきましょう。

蔵衛門

蔵衛門のおすすめポイント

  • クラウド機能で台帳作成の効率化
  • フリープランがあるため0円で導入可能
  • わかりやすい操作性
主な機能・写真
・黒板
・図面
・写真台帳
・トーク など
料金初期費用:0円
月額費用: 3,300円〜
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
運営会社株式会社ルクレ

総評コメント

蔵衛門を利用するメリットは、写真に特化した機能を網羅している、豊富な導入実績、ユーザー評価が高いなどが挙げられます。

蔵衛門は、導入企業数12万社を超え、さまざまな現場の効率化に貢献してきた実績豊富な施工管理アプリです。

また、導入実績・アプリのダウンロード数も豊富なため、安心して利用できることもメリットのひとつです。

蔵衛門には、導入前と導入後のサポート窓口が分けられています。

そのため、問題解決までスムーズに進められるのも嬉しいポイント。

一方で、蔵衛門のデメリットは「フリープランに制限があること」です。

蔵衛門のフリープランは、プレミアムプランと比べると利用できる機能・サービスに制限が設けられています。

また、フリープランの参加できる工事数は1つだけです。

クラウドサービスをイメージするのに最適ですが、実際に現場として利用するには適していません。

ただし、蔵衛門にはプレミアムプランの無料トライアルが用意されています。

無料トライアルは機能制限なく利用できるので、導入検討予定の方はまず無料トライアルをお試しください。

LIXIL現場情報共有システム

LIXIL現場情報共有システムのおすすめポイント

  • 図面の配布漏れや渡し漏れの削減
  • 現場訪問回数の低減
  • 進捗の見える化で管理業務の簡略化
主な機能・現場管理
・写真・図面管理
・チャット機能 など
料金初期費用:330,000円
月額費用:11,000円〜
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
運営会社株式会社 LIXIL

総評コメント

LIXIL現場情報共有システムを利用するメリットは、以下の3つです。

  • 利用者制限がなく低コストで運用ができる
  • 建築・リフォーム会社に特化している
  • 導入サポートが充実している

LIXIL現場情報共有システムは、月々11,000円から人数制限がなく運用できます。

他の施工管理システムは、人数制限を設けているため、現場人数が多いとそれだけコストがかかります。

また、建築・リフォーム会社に特化していることもメリットのひとつです。

建築・リフォーム会社に必要な機能だけを搭載しているので、利用の際も迷うことはないでしょう。

またLIXIL現場情報共有システムでは、運用開始前の「準備サポート」、運用開始1ヶ月以降の「活用サポート」があります。

丁寧なサポートがあるので、はじめて運用する人も安心できるのは嬉しいポイントです。

一方で、LIXIL現場情報共有システムを利用するには、月額費用の他に初期費用が必要です。

初期費用は33万円必要なため、少人数の現場や一人親方にはおすすめできません。

また、建築・リフォーム会社に特化しているサービスなため、利用する企業の業種が絞られることもデメリットと言えるでしょう。

Fieldwire(フィールドワイヤ)

Fieldwireのおすすめポイント

  • タスク管理は、「パンチリスト」を作成して工程管理を実施
  • ファイル共有は、多様なファイルに対応
  • 「ゼネコン」「専門業者」「所有者」「建築家&デザイナー」4種類のソフトウェアを用意
主な機能・工程管理
・ファイル共有 など
料金月額費用:29ドル〜
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
運営会社Hilti North America

総評コメント

世界規模の施工管理システムFieldwireは、施工管理を円滑に進めるための、オールインワンツールです。

Fieldwireのタスク管理機能のひとつである、パンチリストは色により進捗状況を使い分けています。

施工前・施工中・立会中など、こまかな色を使い分けることで、一瞬で現場の進み具合を把握できるのは、強みと言えるでしょう。

そのほかにも、利用端末を選ばない、多様な業種に応用できる、世界規模の施工管理システムなどが挙げられます。

Fieldwireは、クラウドシステムを採用しており、PC・スマホ・タブレットのどれからでもアクセスが可能です。

施工管理システムにより利用端末を制限しているケースが多い傾向です。

しかし、FieldwireではAndroid製品・Apple製品、両方の利用ができます。

また、Fieldwireではあらゆる業種に対応できるように、4つのソフトウェアが用意されています。

建設業界に従事している企業に向けて作成されているため、利用者を選びません。

Fieldwireは世界中で利用されており、100万件以上のプロジェクトに携わっています。

世界規模の会社が運営しているのも、メリットのひとつです。

一方で、Fieldwireのデメリットは「英語表記が多いこと」です。Fieldwireは、世界中で利用されている施工管理システムですが、多くは英語で表示されています。

翻訳機能を利用すれば内容は読めますが、違和感ある日本語を読み進めないといけません。

また、登録に必要な情報も英語で入力することもデメリットと言えるでしょう。

目視録

目視録のおすすめポイント

  • 施工不良を起こさないための品質管理の仕組み
  • 業務フローに合わせた個別提案、会社に合わせた仕組づくり
  • 既存システムとの共存、連携が可能
主な機能・品質管理記録
・報告書作成・出力
・現場管理 など
料金初期費用:0円~
月額費用:30,000円~
※無料体験期間 7日間
対応端末クラウドサービス
運営会社株式会社エー・エス・ディ

総評コメント

目視録は、サービス開始から21年が経ち、導入現場の累計が450万件を超えています。

多くの現場で取り入れられていたり、経営課題を解決するためのセミナーを無料で行っていたりと、ユーザーファーストで誰もが利用しやすい施工管理アプリです。

クラウド型施工管理アプリは、生産性の向上に偏りがちですが、目視録は施工不良を起こさないための現場作りを目的に作られています。

そのため、多忙な状況下でも現場品質のレベルを一定水準に保つことができるので、品質管理を高めることが可能です。

また、目視録は自社でシステムの構築をしているため、企業にあった専用カスタムができることも魅力のひとつです。

導入前に徹底したヒアリングを行い、企業ごとに最適な品質管理を実現するための仕組み作りを行ってくる点も嬉しいですね。

なお、構築したシステムがスムーズに稼働できるよう「導入時の説明会実施」「サポート窓口の設置」など、安心して利用できる環境が整っています。

一方で、目視録のデメリットは、「無料トライアルではすべての機能を使えない」ことです。

目視録は、導入前の参考となる無料トライアルが用意されています。

しかし、無料トライアルでは自社の抱える課題を解決するための「カスタマイズ機能」が使えないのです。

より良いサービスを受けるためには、有料プランへ変更する必要があります。

Buildee

Buildeeのおすすめポイント

  • 作業間連絡調整システムを先駆け
  • 管理、協力会社や作業員情報の登録・管理を支援
  • 顔認証による現場全員の入出面管理も可能
主な機能・調整会議
・労務安全
・入退場管理
料金初期費用:50,000円
月額費用:39,800円〜
対応端末クラウドサービス
運営会社株式会社リバスタ

総評コメント

Buildeeを利用するメリットは、作業間の連絡や調整をスムーズに行える、日報・作業指示書の作成などを省力化できる、安全書類の作成・提出・回覧が簡単に行えるなどがあります。

また、標準化が困難と言われた作業間調整システムの先駆者として、建設業界に大きく貢献しています。

鹿島建設・大成建設などのスーパーゼネコンから中小企業まで、事業規模を選ばずに利用されている施工管理アプリです。

Buildeeは、元請・協力会社により、利用料金が変わります。

導入を検討している企業は、元請けとしてなのか、協力会社としてなのかでは、導入手順が変わるため注意してください。

Buildeeは、作業間調整システムにより、作業予定・帳票出力などを即時共有できるのがメリットのひとつです。

Buildeeを利用するだけで、現場の作業に携わる報告を一元管理できます。

Buildeeには、調整会議・労務安全・入退場記録の3種類があり、すべてを導入することで建設業界に必要な機能を網羅できます。

実際に利用している企業は、スーパーゼネコン・中堅企業など、企業規模を選ばないこともメリットと言えるでしょう。

また、Buildeeを元請が利用している際、協力会社は無料でBuildeeを利用できます。

協力会社の利用は、ユーザー数の制限もなく即日から利用できることも魅力のひとつです。

一方で、Buildeeを利用するデメリットは「まとまった費用がかかること」。

Buildeeを利用する際は、最低でも支店登録料・基本利用料・現場利用料が必要となります。

初回導入時は、98,000円がかかり、支店ごとに別途費用が必要です。

しかし、協力会社は無料で使えるため、大規模な現場では重宝する施工管理アプリだとわかります。

かん助

かん助のおすすめポイント

  • 文書や図面をデータ管理
  • 申請、承認などはボタン選択でスムーズ
  • 現場状況を見守る災害への備えが可能
主な機能・安全管理
・品質管理
・ToDo管理 など
料金初期費用:2,000,000円~
【月額費用】
・設備施工:1,500円/1現場
・戸建住宅施工:5,000円/1現場
・大規模修繕:5,000円/1現場
対応端末・iPhone
・iPad(iOS11~iOS13)
・android(5.0~8.0)
・PC(Windows8/8.1,Windows10)
運営会社株式会社穴吹カレッジサービス

総評コメント

かん助は、現場監督を助けるための機能がたくさん用意されており、主なメリットは以下の通りです。

  • 安全パトロールの項目に従った写真撮影ができる
  • 書類作成の軽減
  • 品質を統一するためのフォーマットがある
  • 現場状況をリアルタイムで確認できる
  • 企業に合わせたカスタマイズ機能付き

施工現場では、定期的な安全パトロールの実施が必要不可欠です。

かん助では、安全パトロールの確認事項に従ったチェックや写真撮影ができます。

また、かん助は、クラウド型施工管理アプリの為、離れた場所にいながらも現場状況の把握ができます。

離れた場所からも適切な指示や確認ができるため、作業の手を止めることがありません。

かん助は、一般的な施工管理アプリと違い、企業ごとのカスタマイズに対応しています。

そのため、他社には実現できない自社だけの施工管理アプリを作ってくれます。

自社に必要な機能を取り入れられることで、現場管理がスムーズに進み、企業の売り上げアップに貢献してくれることもメリットです。

一方で、デメリットは、「初期費用が高額になる」、「導入まで時間がかかる」の2つです。

かん助は、初期費用が100万円かかります。

そのため、低価格帯の施工管理アプリを探している企業にとっては、向いていない施工管理アプリと言えるでしょう。

なお、自社ごとにカスタマイズしてもらう際は200万円かかるため、他の施工管理アプリと比べると、導入費用が高額になります。

SiteBox(サイトボックス)

SiteBoxのおすすめポイント

  • 国土交通省が導入を開始した「小黒板電子化」と、「デジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)」に対応
  • 黒板の持ち運びが不要
  • 実測値の記録と工事写真の撮影をスマートフォン1台で運用可能
主な機能・写真撮影
・電子小黒板
・帳票作成 など
料金月額費用 :1,000円/1ライセンス
対応端末・iPhone(iOS8.0~11)
・iPad(iOS8.0~11)
・android(4.0.3~8)
・PC
※クラウドサービス
運営会社株式会社建設システム(KENTEM)

総評コメント

SiteBoxを導入するメリットは、土木現場に特化した機能、複数のITツールとの連動があります。

SiteBoxは、土木現場用に作られたアプリです。

そのため、土木現場で働く方がスムーズに業務を進めるための機能が搭載されています。

主な機能は写真機能に紐つけられているのが特徴です。

電子小黒板により、黒板の持ち運びをなくしたり、危険箇所での写真の撮影を容易にしたりできます。

また、撮影した写真や打ち込んだデータから、帳票の作成を自動に行える点もメリットと言えるでしょう。

SiteBoxを提供している株式会社建設システムは、「土木現場をICTソリューションで支援し、建設業界の生産性向上と働き方改革を実現する」ことをコンセプトに掲げています。

そのため、SiteBox以外の製品との連動ができるので、導入する企業の規模や工事規模にあわせた、豊富なツールがあることもメリットです。

一方で、SiteBoxのデメリットは、システムの連動が必須、土木現場向けのアプリであることです。

SiteBoxは、KSデータバンクやデキスパートなどのシステムと連動することで、最大限の機能を発揮します。

そのため、SiteBoxだけを導入しても、導入する恩恵を受けられない可能性が高いです。

また、SiteBoxは土木現場向けに作られているため、建築業界・リフォーム業界といった、業種に対応できない点もデメリットと言えるでしょう。

ダンドリワーク

ダンドリワークのおすすめポイント

  • 誰でも直感的に使い始められる画面デザイン
  • 1人1IDでエンドユーザーの顔の見える運用が可能
  • 既読ボタンで確実なコミュニケーションを実現
主な機能・現場管理
・写真・資料管理
・掲示板機能
料金初期費用:200,000円~
月額費用:上限660円/1アカウント
対応端末クラウドサービス
運営会社株式会社ダンドリワーク

総評コメント

ダンドリワークの主な機能は、「現場管理」「写真・資料管理」「チャット機能」「掲示板」の4つです。

豊富な8種類のオプションを組み合わせることで、現場管理を円滑に行えるでしょう。

本アプリのメリットとして、建築業界に特化した機能がある、導入サポートがしっかりしている、アフターフォローサービスが徹底しているがあります。

一方で、写真やファイル容量が増えるとアップロードするのに時間がかかる、システムの不具合でログインできないことがあるなどのデメリットもあります。

ダンドリワークは、業界出身者によるアプリなため、建築業界に特化しています。

そのため、労力と無駄な時間の排除や、コミュニケーション不足によるミスを解消する機能が満載です。

またダンドリワークの導入時には、利用者全員を対象とした説明会を実施しています。

導入から浸透まで、徹底している点もメリットの1つです。

クラウド型施工管理アプリのため、システムの不具合が生じると「ログインができない」「アプリが起動しない」などのトラブルが起きています。

eYACHO

eYACHOのおすすめポイント

  • 大林組とMetaMojiが共同開発した施工管理アプリ
  • TODO管理、帳票作成、打合せ記録、情報共有までを一連で業務管理
  • 「野帳のデジタル化」「書類作成時間の削減」「遠距離でのコミュニケーションの高速化」
主な機能・工程管理
・帳票作成
・写真やPDFの上にも手書きでメモ
・図面・データ共有  など
料金初期費用:300,000円
月額費用:2,333円/1ライセンス 〜
※無料体験期間30日間あり
対応端末・iPhone(iOS9.0以降)
・iPad(iOS9.0以降)
・PC(Windows10 バージョン1703以降)
※クラウドサービス
運営会社株式会社 MetaMoj

総評コメント

野帳のデジタル化 工事現場では、メモを取る際や、測量計測などで数値を記録するときは野帳を必須とします。

しかし、施工管理現場では雨や雪などで文字を記入できない時がありました。

そこで、本アプリを活用することでいつでも自由自在にメモができる、手書きでポンチ絵(豆図)作成の時に直線や矩形が綺麗に変換される、写真や動画による記録が可能、保存した図面などの資料にメモ書きできるなどのメリットがあります。

書類作成時間の削減 建設業界は慢性的に残業が多い構造になっています。

その理由の一つが勤務時間の多くを現場施工管理に費やすため事務作業は作業員の帰宅後である夕方以降に作業するからです。

eYACHOでは、写真をクラウド上に貼り付け、直接指示が書き込めるため現場での資料完成が可能です。

事務所に戻る必要もなく残業時間を大幅に削減できます。

また、作業間の連絡調整や確認事項がすぐに共有できるので、連絡漏れを未然に防げます。

AnyONE

AnyONEのおすすめポイント

  • 導入社数は2700社を突破!
  • 継続率99.4%
  • 機能を随時アップデート
主な機能・顧客管理
・工事・施工管理
・発注管理
・入出金管理
・アフター管理
料金初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
対応端末・PC(Windows8.1、Windows10)
運営会社エニワン株式会社

総評コメント

本アプリのメリットとして、

  • バラバラになりがちなデータの管理が簡単にできる
  • 現場のすべての業務を見える化できるため仕事の効率が上がる
  • 情報を一元管理することで業務改善につながるなどがあります。

評判・導入事例から見るメリットで多かったのが、現場情報を一元管理できることによる、業務改善です。

従来であれば、バラバラになるはずのデータをエニワンの利用で1つのシステムで管理できます。

データを一元化することで、社内全体の見える化につながり、業務効率化や業務改善がしやすい点に繋がります。

一方で、システム設定が上手くいかない場合がある、テンプレートのカスタム機能が使いづらい、写真撮影の機器(スマホ)が違うと写真サイズがバラバラになるなどのデメリットもあります。

エニワンは、データごとの細かな設定ができるため、ときとして設定が上手くいかない場合があるようです。

その際は、専門スタッフにメールや電話で対応してもらいましょう。

また、現場ごとにスマホ機種を定めておかないと、写真サイズがバラバラで解像度も異なるというデメリットも見られました。

CAREECON for WORK 施工管理

CAREECON for WORK 施工管理のおすすめポイント

  • 写真やファイルを一元管理が可能
  • 複数現場の全体把握、関係者への情報共有の効率化が期待
  • 画像編集により注釈を加えることが可能
主な機能・案件管理
・写真・ファイル管理
・掲示板管理
・報告書管理
・工程表管理
料金初期費用:100,000円(キャンペーン料金)
月額:20,800円 〜
(月払いの場合:30,000円)
自社アカウント数 30名(以降10名ごと月に5,000円追加)
対応端末※クラウドサービス
運営会社BRANU株式会社

総評コメント

BRANU株式会社が提供している施工管理アプリの「CAREECON for WORK 施工管理」。

本アプリは、「建設業のデスクワークをもっと楽にすること」をコンセプトに作られた、写真の一元管理や工程表の共有など、作業効率化のために必要な機能を搭載しているアプリです。

また、図面や写真をインターネット上で直接編集できるため、常に最新の情報を共有できます。

土木・建築・設備・大工など、さまざまな建設業界・業種に向けて作られているため、利用者を選ばない点も魅力の1つです。

主な機能である、案件管理・写真・ファイル管理・掲示板管理・報告書管理・工程表管理が備わっており、施工管理のマニュアル業務の省力化が期待できます

kizuku

kizukuのおすすめポイント

  • 現場に行かなくても、作業の全体が把握できる
  • 時間のロスを減らすことで、作業を効率化できる
  • 操作が簡単なので、1度覚えてしまえばさまざまな現場で使える
主な機能・現場管理
・チャット
・スケジュール管理
・図書共有・写真管理 など
料金初期費用:110,000円
月額費用:
<プロプラン30> :22,000円
<プロプラン50>: 33,000円
<プロプラン100> :55,000円
対応端末クラウドサービス
運営会社コムテックス株式会社

総評コメント

本アプリでは、現場管理機能をうまく活用して、関わっている人全員が円滑に動けるようになり、写真機能を使って、どのように作業が進んでいるかを確認できるようになることが最大のメリットです。

現場とのコミュニケーションが、スムーズになったという口コミや、閲覧できる内容をアカウントごとに、制限できるなどの好評の一方で、サービスとして使い勝手は良いが、不具合が稀に起こるデメリットがあるようです。

通知が届かなかったら、再ログインしないといけないなどの手間もあります。

kizukuを活用すると従来の悩みであった、現場で密着していないと状況が把握できないことが改善されます。

kizukuを導入することで、作業の全体把握、図面・写真の共有、スタッフのスケジュール管理が簡単になります。

作業を効率よく進めたい人は、kizukuを無料プランでスタートしてみてはいかがでしょうか?

HOUSE GATE

HOUSE GATEのおすすめポイント

  • FAX、メール、LINEなどの連絡ツール一元化
  • 複数案件の同時管理が可能に
  • 書類や注意事項などの共有したいデータもクラウド上で
主な機能・案件管理
・アルバム・カレンダー機能
・チャット機能
料金【エントリープラン】
月契約料金:0円
年契約料金:0円
【スタンダードプラン 】
月契約料金:22,000円(税込)
年契約料金:18,000円(税込)
【プロプラン 】
月契約料金:要問い合わせ
年契約料金:要問い合わせ
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
運営会社株式会社 HOUSE GATE

総評コメント

本アプリは、家づくりに特化した施工管理アプリです。

主な機能としては、「案件管理」、「アルバム・カレンダー機能」、「チャット機能」の3つです。

施工管理というより、コミュニケーションをメインとしたアプリとなっています。

利用料金も施工管理アプリのなかではリーズナブルな設定なため、初期費用を抑えて案件管理を行う、小規模企業向けの施工管理アプリと言えるでしょう。

社内外の案件管理・コミュニケーションをスムーズにしてくれるため、業務の円滑化に期待できます。

クラフタ

クラフタのおすすめポイント

  • 月額料金・初期費用ともに完全無料で利用可能
  • ラインのような機能を有しており使いやすい
  • 導入説明会や、導入後のアフターサービスも完全無料
主な機能・施工案件・営業案件の管理
・現場写真・図面共有
・チャット機能
・工程表管理 など
料金初期費用:0円〜
月額費用:0円〜
対応端末クラウドサービス
運営会社株式会社グローバ

総評コメント

本アプリは、施工案件の作成・共有、チャットツール、写真共有・図面管理、顧客管理などの機能を求めている人むけの導アプリになっています。

完全無料で利用可能、中小企業に特化、LINEの利用感と似ているため、操作性が高いのが特徴です。

案件管理・顧客管理も簡単にできるのは嬉しいポイントですね。

クラフタを導入する前にある、導入前説明会も好評を得ています。

無料で利用できるほか、導入後のサポートも電話とメールで受付しているため、心配な方は導入を検討しましょう。

一方、パソコンだと写真がスライドできない、クラウド管理のため動作が重たくなるといったデメリットの口コミもありました。

【社内提案向け】施工管理アプリ17製品比較資料

施工管理アプリ全17製品を一覧表形式でまとめました。料金・機能面・対応端末・製品ごとの特徴などで比較できる仕様になっています。社内提案でも使いやすいよう資料はExcelでの配布です。
今だけ完全無料で提供しておりますので、是非本資料で施工管理アプリの比較・検討をしてみてください。

建設業アプリの選び方

建設業アプリの選び方

ここでは、建設業アプリの選び方に関して以下の3点に絞って詳しく解説します。

  • 機能性
  • 料金面
  • 現場に最適かどうか

機能性

最も重要な指標が機能面になります。

導入する現場では、どんな問題があり、その問題を解決するための課題は何かを特定します。

その後で課題解決の機能を持ったアプリの導入が重要になります。

当たり前のことのようにも感じますが、本記事で取り上げるだけでも17選の種類があります。

それぞれ魅力的な機能を持っているため目移りすることが無いように最も大きな弊害となっている問題を解決できる機能を特定することが重要になります。

料金面

次に重要なのは料金面です。

料金は0円の物から有料のものまで多岐にわたります。

そのため0円という魅力からまずは導入してから判断しようとすると、導入に際して必要となる慣れるまでの人的コストを勘案していないことになります。

実質的な負担が0円であっても必要な費用は異なることに留意して選ぶことが大切です。

現場に最適かどうか

現場の特徴に合わせることも重要です。

現場の大小や職人の作業体制に合わせて使いやすいものを導入するようにしましょう。

具体的に例えば、職人が多数の現場を抱えており行き来するケースや、工種が少なく常に定まった人員で現場を回すケースなど多種多様です。

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まとめ

まとめ

建設業のアプリの特徴を理解できたでしょうか。

建設業のアプリといってもその種類は多種多様で現場施工管理の業務効率化に加えて、写真管理台帳等の事務作業の省人化・省力化に特化したものなどもあります。

導入を検討している組織の問題を解決できる最適なアプリが見つけられるようにメリット・デメリットを抑えることが重要です。

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