工程管理アプリを活用すれば、適切な工程表を素早く作成できて、人員や機材の適正配置、工事写真や図表の管理などを格段に効率化できます。
さらに、クラウドサービスを利用するので、リアルタイムでの現状把握と業務の一元管理が可能です。
その結果、スマートな工程管理を実現させ、建設現場の生産性の向上に貢献します。
この記事では、工程管理アプリの概要と導入のメリット、選び方について解説します。
また、無料のアプリを含め、おすすめの工程管理アプリを厳選して紹介していますので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
厳選した施工管理アプリをまとめました
工事写真管理/工程管理/電子黒板/作業日報/勤怠管理/原価管理etc…
数十社の中から、DX親方編集チームが厳選した施工管理アプリです
工程管理アプリの導入は建設業に必須

生産性の向上は、建設業の長年の課題となっています。
建設現場のDX化は業務を効率化して、生産性を向上させるものですが、思うように進んでいないのが現状です。
要因としては、デジタル人材の育成不足や現場での作業の複雑さ、慣習や文化的な抵抗感などが挙げられています。
しかし、このような要因があったとしても、DX化を進めていかなければならないのが時代の趨勢です。
工程管理アプリを導入することで工程管理は効率化され、リアルタイムでの進捗状況や勤怠の把握が可能になります。
さらに、工事情報の一元化とスピードアップが実現し、建設現場の生産性が向上することは間違いありません。
国土交通省などが推進しているDX化の一環であり、生産性の向上に大きく貢献する工程管理アプリの導入は、建設業にとって必須であるといえます。
工程管理アプリを導入するメリット
建設現場における重要な業務の一つである工程管理を効率化する、工程管理アプリを導入するメリットについて、以下の3つのポイントで解説します。
- 工程表の作成・管理の効率化
- 進捗と勤怠をリアルタイムで把握
- 工事情報の一元化とスピードアップ
工程表の作成・管理の効率化
建設現場全体の管理をする上で、工程管理は欠かせないものです。
工程管理では、まず着工から竣工までの品質や安全を確保しながら、無理や無駄がないように適切な工程表を作成します。
それから、工程表通りに工事が進んでいるかを日々確認し、必要に応じて調整を繰り返して管理を行います。
工程管理アプリがあれば、テンプレートなどのツールを使用して工程表を作成できるので、大幅な作成時間の短縮が可能です。
クラウドサービスを活用すれば、いつでもどこからでも工事情報の修正や変更ができてリアルタイムでの共有もできます。
このように、工程管理アプリは、建設現場の工程管理を格段に効率化します。
進捗と勤怠をリアルタイムで把握
現場の工程や人員の管理とは、施工の進捗状況を「見える化」して、作業者の配置や勤怠状況を把握することです。
建設業では工事関係者が現場に直行直帰することも多く、会社の管理部門は工程の進捗度を把握しにくくなることがあります。
しかし、工程管理アプリがあれば現場の進捗状況は見える化し、リアルタイムで作業時間や作業者の勤怠状況がわかり集計も可能です。
特に、複数の現場を管理する必要があるとき、このメリットは大きいです。
アプリがあれば現場のコミュニケーションも充実します。
モバイル端末同士のトークやチャットが可能になり、さらに掲示板で周知すれば、連絡漏れの可能性を大きく減らすことができます。
工事情報の一元化とスピードアップ
現場の工事写真や図表は、竣工書類の一部として発注者や元請に提出するという意味合いだけでなく、現場の工程を確実に積み上げていくという点からも適切な管理が求められます。
建設工事は長期に渡ることが多く、撮影した写真を紛失したり、どこに保存したかわからなくなったりすることがあります。
設計図面なども、変更があって修正したはずなのに消えてしまっているなどが起こるものです。
また、工事情報の送受信は個別的に行われるので、時間も手間もかかってしまいます。
クラウドサービスを活用した工程管理アプリを導入すれば、工事情報のやり取りは一元化され、確実性だけでなくスピード感も大きく改善できます。
工程管理アプリの選び方

工程管理を効率化し、建設現場の生産性を向上させる工程管理アプリですが、多くのアプリが流通しているので選ぶのに悩む企業は多いです。
選ぶ際は、自社の業務内容やITへの適応力に合ったアプリを選ぶことが求められます。
工程管理アプリの選び方について、以下のポイントで説明します。
- 機能と操作性が十分である
- 他のシステムとの連携ができる
- 導入・運用時のサポートが充実
機能と操作性が十分である
工程管理アプリを選ぶ際は、事前に自社の業務内容を精査して把握しておくべきです。
そうすることで、どんな機能が必要なのかが見えてきます。
また、現場管理の全体を効率化させたいのか、現場コミュニケーションを充実させたいのか、勤怠管理を自動化したいのかによっても必要な機能は違ってきます。
いずれにしろ、自社が必要とする機能を網羅しているかを見極めることが最重要ポイントです。
同時に、アプリに触れる職員や作業者のIT適応力のレベルに合った操作性であることも大切です。
どんなに高機能なアプリでも、使い勝手が悪いと、利用者は本来の機能を活かすことができません。
他のシステムとの連携ができる
新規アプリの導入を検討するとき、懸念材料の一つとなりやすいのが、既存のシステムやこれから導入を検討している他業務のアプリとの連携です。
特に、これまでの業務のやり方を大きく変更したくない場合は、既存システムとの連携が可能なものを選ぶべきです。
デフォルトでは無理であっても、オプションでカスタマイズできることが望まれます。
現在では多くの企業が独自システムや汎用システムを活用して業務の効率化を図っています。
自社にとって重要な顧客との取引に支障にならないアプリであることを、あらかじめチェックしておくことも必要でしょう。
導入・運用時のサポートが充実
数ある工程管理アプリの中から、いくつか候補を絞り込むことができたら、導入時と運用当初のシステム運営会社によるサポートについて確認してください。
サポート内容や期間、有償無償のサポートの違いなどを、後々確認できる形で明確にしておくことです。
面倒に感じる場合もあるでしょうが、最初にしっかりと確認しておくことは、後々のトラブルを回避することに繋がります。
最近では、導入前に無料の試用期間を設定している製品も多いです。
この試用期間を積極的に活用することは、アプリの操作性や自社業務との適合性を検証するために非常に有効な手段です。
無料で使える工程管理アプリ

無料の工程表作成テンプレートと、無料試用期間が1ヶ月〜2ヶ月ある工程管理アプリをそれぞれ3つ紹介します。
また、無料で使える工程管理アプリのデメリットについても解説しています。
無料の工程表作成テンプレート3選
使い勝手が良く、人気の無料の工程表作成テンプレートを3つ選んでいます。
Excel Pro工程表V4(フリー版)
Microsoft Excel(エクセル)のVBAを利用して作成した工程表作成ソフトです。
1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月工程表が簡単に作成できます。
工程の開始日・終了日を入力するだけで工程期間線(ガントチャート)が自動表示され、予定と実績の工程期間を入力・表示可能です。
また、指定した年・月により、瞬時に日メモリと工程期間線が再計算表示されるので、月が替わった時の工程表の作り直しの手間が省けます。
HP:https://syswat.com/soft/ep05kote.html
ガントチャートforExcel
Excelを使って1日、週間、月間、3ヶ月、半年、1年、3年、5年、10年間他複数の工程表(バーチャート)を自動で描画します。
印刷の用紙サイズを変更しても、チャートのサイズが自動で合うように調整されていて、列幅や行高を自由に変更可能です。
各分類・担当別に工程を区分けして表示し、チャートの色、太さ、位置を自由に設定できます。
HP:https://www.vector.co.jp/download/file/win95/business/fh740378.html
簡単!Excel工程表(フリーウェア版)
バーチャート工程表を作成するためのソフトです。
どのようなスタイルのエクセルブック上でも作図可能です。
複雑なボタン操作が不要で、たった一つのボタンと範囲選択で全てのパターンの作図ができます。
週間・月間・全体工程表に対応し、土曜・日曜・祝日表示も可能です。
あらかじめ登録しておいた語句を選んで挿入する事ができます。
HP:https://www.vector.co.jp/download/file/win95/business/fh759942.html
無料で使える工程管理アプリ3選
無料試用期間が長く、活用できる業種や分野が広い工程管理アプリを3つ選んでいます。
Microsoft Project(Project for the Web)
Microsoft Project(Project for the Web)は、1ヶ月の無料試用版があります。
最大の特徴は、自社のニーズに合わせて柔軟に活用できることです。
自社サーバーで運用する「オンプレミス(買い切り型)」と外部サーバーで運用する「クラウドベース(サブスクリプション)」から選択できます。
そのため、リモート等ができない業種でも、Microsoft Projectの導入が可能です。
機能面でも、他のOfficeツールとの連携やプロジェクト管理に役立つ様々な機能のカスタマイズができるため、非常に自由度が高いツールといえます。
HP:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/planner/microsoft-project
My Redmine
My Redmineは、最大2ヶ月の無料お試し期間があります。
My Redmineとは「Redmine」をクラウドで利用できるサービスのことです。
会社やチーム、企業間のプロジェクトを順調に進行させるのに役立ちます。
プロジェクト管理、タスク管理、課題管理、お問い合わせ管理、インシデント管理、バグ管理などのさまざまな用途で利用されています。
My Redmineの日本での運営会社は、ファーエンドテクノロジー株式会社です。
Bitrix24
Bitrix24には、30日間無料の試用版があります。
Bitrix24は、アメリカのBitrix社が開発した「世界規模の導入実績を持つ、多機能な業務改善ツール」です。
グループウェアとして幅広い業務の効率化に役立つ機能が備わっていて、特に業務の「視覚化」と「自動化」に優れているので、仕事の状況を明確化しつつ無駄な作業を解消します。
また、Bitrix24はオープンソースコードにアクセスできるので、自社に合わせてソフトウェアを改良できる点が特徴です。
無料で使える工程管理アプリのデメリット
現在、無料で使える工程管理アプリは、有料アプリで利用できるユーザー数やデータ容量に制限を設けて公開しているものがほとんどです。
企業が一定数以上の規模で使いたい場合は、有料アプリにアップグレードする必要があります。
また、無料アプリではサポート体制が不十分なこともあるので、操作方法の説明やトラブル対処はどのような段階まで可能なのか確認しておかなければなりません。
有料アプリに、1ヶ月〜2ヶ月の無料試用期間を設定しているケースも多くなっています。
無料試用期間は、ある程度の導入見通しを立ててから利用しないと、時間と労力の無駄使いになってしまうので注意が必要です。
工程表のエクセルテンプレートでは、そのまま普及版として活用できるものもあります。
しかし、いざ共有したり規模が大きい現場で使用したりするときに、もの足りなさを感じるものが多いです。
無料で使える工程管理アプリを使用する場合は、機能や容量、使える期間などを事前に確認することが重要です。
工程管理アプリおすすめ【8選】スマホ対応の工程表作成ソフトを徹底比較
建設業の施工管理で重要な業務の一つである工程管理を効率化し、現場の生産性を向上させる、おすすめの工程管理アプリを以下の内容で厳選しています。
まず、アプリ名と特徴を一言で記載し、次に、おすすめポイント3点と主な機能、初期費用、月額費用、無料トライアル期間の有無、対応端末、運営会社、HPのURL、総評コメントの順で紹介しています。
サクミル|現場管理を圧倒的にラクにするクラウドシステム

\【特別キャンペーン】9月30日まで利用人数無制限/
サクミルのおすすめポイント
- 初期費用無料で30アカウントまで月額4,000円
- 現場状況・スケジュールがリアルタイムで確認できる
- スマホやタブレットから、いつでもどこでも過去情報を確認できる
主な機能 | 現場作業者ごとのスケジュールを月、週、日単位で案件別に管理 出先の現場で日報作成や写真登録が可能だから業務を効率化できる 顧客、案件進捗、ファイル管理で案件情報を確実に蓄積・管理 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 4,000円〜 |
無料トライアル | ○(2ヶ月間) |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC |
運営会社 | 株式会社プレックス |
\【特別キャンペーン】9月30日まで人数無制限/
総評コメント
「サクミル」の最大のポイントは、圧倒的なコストパフォーマンスと操作がシンプルな点です。
30人分まで月額4,000円から利用できて、初期費用やサポート料金、機能アップデートが0円となっています。
施工管理に必要な顧客・案件管理から工程表機能、写真台帳作成、見積・請求管理、原価・粗利管理の機能を備えています。
建設業に特化したクラウド型アプリのため、現場情報の一元管理ができて建設現場の受発注管理が可能です。
さらに、現場ごとの進捗度の把握やスケジュール管理にも使えるのが高い評価に繋がっています。
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KANNA|施工管理のDX化を格安で始めたい企業向けアプリ

KANNAのおすすめポイント
- 同時進行している複数現場の一元管理が可能
- オリジナル機能でカスタマイズされたDX化を実現
- 協力会社のアカウント数が無制限だから便利で安心
主な機能 | 写真・図面・仕様書などをクラウドで一元管理 さまざまな端末からいつでもアクセス可能 コミュニケーション機能をチャットに統一 セキュリティも各社の水準に合わせて強化可能 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 月額:0円~ ※プランによって変動 |
無料トライアル | ○ |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC |
運営会社 | 株式会社アルタグラム |
総評コメント
基本的な機能に加えて、カスタマイズ性が高く、自社に合ったアプリにできる自由度の高さが魅力です。
他社アカウント数の制限がないので、現場ごとに変動の多い協力会社の対応も安心して行えます。
現場に関わるすべての人が、スマホやタブレットでリアルタイムでの情報共有が可能で、伝達ミスや漏れのないスムーズなコミュニケーションが可能です。
これにより、複数現場の最新の工事情報を一元管理することもできます。
この他の機能には、写真台帳機能、チャット・報告機能、個人カレンダー機能などがあります。
施工管理+α|建築会社の業務のすべてを一元管理できるアプリ

施工管理+αのおすすめポイント
- すべての施工現場情報をPCで一括管理
- 工程表とタスクをリアルタイムで共有・管理
- 全関係者と写真・図面の共有、チャットが可能
主な機能 | 現場チェックシートの作成で職人の応援や日報作成も可能 よくあるタスクセットや工程表をテンプレートとして保存、再利用が可能 全関係者とのチャットが可能でグループごとのグループチャットもできる アプリで撮影すれば自動で写真が共有、図面も書類もすべてクラウド管理 工程と結びつかないタスクや独立したタスクも作成、プロジェクト管理が容易 |
初期費用 | 220,000円 |
月額費用 | 19,580円+スマートフォン利用料550円/台 |
無料トライアル | 〇(2ヶ月間) |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC |
運営会社 | 株式会社ブレイブ |
総評コメント
施工管理+αは、施工現場に関する基本情報はもちろん、工程や発注者情報、現場写真、図面などさまざまな情報の登録・確認が簡単にできます。
協力会社とのやり取りもシステム上で完結できるので効率的でミスも少なくなります。
よく使うタスクや工程をテンプレートとして保存できるので、工程表の作成時間を大幅に短縮できます。
請求総額、発注総額、利益額、利益率のレポート機能があり、経営サイドの迅速な意思決定をサポートできる点も高評価の要因となっています。
BUILDY NOTE|施工管理・原価管理のオールインワン・アプリ
BUILDY NOTEのおすすめポイント
- 面倒だった工程の作成・編集・共有が簡単にできる
- 工程表と個人カレンダーの連携で作業の抜け漏れなし
- 予実管理が記録されるから各仕事の原価がリアルに見える
主な機能 | 協力業者の意見を取り入れたシステム設計で連携強化 グループウェア機能の統合で個人予定と工事予定を同時に管理 現場スケジュールをガントチャートで可視化して効率的な工程管理 リアルタイムで損益を把握、ワンタップで見積・発注・請求を作成・承認 |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 | 要問い合わせ |
無料トライアル | 要問い合わせ |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC |
運営会社 | 株式会社フィックス |
総評コメント
BUILDY NOTEの最大の特徴は、工程管理機能による工程の見える化とともに、基本的なグループウェア機能を備えている点です。
また、協力会社のBUILDY NOTEへの参加により、電子受発注機能の効率化ができます。
運営会社担当者が、外部サービスや既存システムとの連携に伴走したり、アプリの定着までフォローアップしたりサポート体制への評価は高いです。
ただし、導入に関する費用感の情報が一般化されていなので、見積段階での打ち合わせは慎重に行う必要があります。
ダンドリワーク|施工管理と現場管理のダンドリはこれ1つでOK

ダンドリワークのおすすめポイント
- 利用社数10万社、ユーザー数17万人を誇る
- 誰でも直感的に使い始められる画面デザイン
- 現場情報を選択的に、ユーザー指定で送受信できる
主な機能 | 現場の基本情報が常に最新の状況に更新されて表示 現場の資料を一括管理できる機能があり、更新すると自動的に通知する スマホで撮影してそのままアプリに取り込めるから事務所に戻る必要がない 掲示板機能で社内限定の情報共有ができて、契約書や保証書の写しの添付も可能 現場コメント機能で、コメントや情報が関係者にリアルタイムで漏れなく伝えることができる |
初期費用 | 200,000円~ |
月額費用 | 19,800円~ |
無料トライアル | ×(無料デモのみ) |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC |
運営会社 | 株式会社ダンドリワーク |
総評コメント
現場に精通したチームが開発したシステムで、他業種と異なる建設業の業務や管理方法に適合した構造となっているのが特徴です。
そのため、建設業に必要な機能が網羅されている点が高い評価へと繋がっています。
現場の資料や図面がクラウド上で一元管理できるだけでなく、必要な人にだけ情報が共有できる閲覧権限の設定が可能です。
また、画面デザインは使いやすさに徹底的にこだわっており、PCやスマホなどの操作が苦手な方でも使いやすいシステムとなっています。
気になる方は下記公式HPから資料請求をしてみてください。
AnyONE|時間短縮とミス削減で工務店の業務を効率化するアプリ

AnyONEのおすすめポイント
- 導入企業3,400社超、ユーザー数14,000超、顧客継続率99.5%を誇る
- エクセルのような簡単な操作性でエクセルとの互換性も抜群
- 見積・発注・請求までを一元管理しさまざまな帳票出力可能
主な機能 | 顧客のあらゆる情報を管理・登録・閲覧できて会社全体で共有 工事・施工管理をドラッグ&ドロップで作成・編集・管理ができる リフォーム工事から新築注文住宅まで見積・実行予算・発注を管理 AnyONEで入出金管理すれば案件ごとに利益の推移を見ることが可能 アフター管理を活用すれば過去に施工したお客様にDMや提案ができる |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 | 要問い合わせ |
無料トライアル | 要問い合わせ |
対応端末 | iPhone、iPad、PC |
運営会社 | エニワン株式会社 |
総評コメント
AnyONEは、工務店を中心とした建築会社の業務全般を一元化して効率化できるというのをセールスポイントとしています。
住宅建設業に必要なさまざまな機能を搭載しており、顧客管理、見積作成、工程管理、実行予算、請求管理、支払いなど業務全体を網羅しています。
エクセルとの親和性も高く、エクセルデータの取り込みや、AnyONEで加工したデータのエクセル出力も容易です。
ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズや拡張にも柔軟な対応をしており評価は高いです。
PROSHARE|誰でも使いやすい現場情報共有ツール
PROSHAREのおすすめポイント
- 抜群の操作性とシンプルな作りで定着しやすい
- 業界経験者による徹底サポートの評価が高い
- 中小規模向けの効率的なクラウド型アプリ
主な機能 | 案件ごとに管理ができて一元化も可能 チャットツールで写真の共有やタスク管理ができる 短期・長期のスケジュール管理ができて共有も簡単 |
初期費用 | 33,000円 |
月額費用 | 年間費(クラウドストレージ50GB/年) 99,000円 追加クラウドストレージ(10GB) 6,600円 追加1ライセンス(6ライセンス目以降) 13,200円 |
無料トライアル | 要問い合わせ |
対応端末 | iPhone、iPad、Android、PC |
運営会社 | 株式会社建設システム |
総評コメント
主な機能を案件管理、チャット、スケジュールに絞り込み、シンプルな作りと使い勝手の良さが特徴のアプリです。
また、写真や図表なのデータはアップロードするだけで、自動で仕訳されるので非常に効率的です。
従来のコミュニケーション・ツールでは、現場の多様で細かい連絡事項の共有に難しさがありました。
しかし、PROSHAREの導入により、各部署間や協力会社との連絡がスムーズになり、スピード感のある情報共有が実践され、連絡事項のミスや漏れがなくなったと評価されています。
Asana|仕事のための仕事を削減し企業の競争力を強化する

Asanaのおすすめポイント
- 世界中で10万以上の組織に愛用されている
- タスクやプロジェクトを直感的な操作で一元管理できる
- タスク作成・管理が効率的でチームや個人の生産性を向上させる
主な機能 | プロジェクト管理ツール機能|タスク、工数、情報共有など タスク管理ツール/ToDo管理機能|タスクの作成と割り当てなど コラボレーションツールの機能|ファイル共有、メッセージング、他システムとの連携など 業務可視化ツールの機能|業務内容の把握 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | プランによって変動 |
無料トライアル | ○ |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC |
運営会社 | Asana Japan株式会社 |
総評コメント
Asanaは、旧Facebookの技術責任者で創業者の大学時代のルームメイトだったダスティン・モスコヴィッツが立ち上げた会社です。
Asanaの導入で作業効率が45%向上するというのをキャッチコピーとしています。
Asanaは、チームが簡単に仕事を調整、管理できるようにするツールです。
フォローアップにかかる時間を節約し、すべての情報を一か所で追跡できるようになります。
すでに利用しているツールと、Asanaの間で作業、会話、ファイルを繋げて一元管理することも可能です。
工程管理アプリの導入は必須事項

建設業向けの工程管理アプリについて、以下の内容で解説しました。
- 工程管理アプリの導入は建設業に必須である理由
- 工程管理アプリの選び方
- 無料で使える工程表作成テンプレートと工程管理アプリ
- おすすめの工程管理アプリの紹介
工程管理アプリを導入することで工程管理は効率化され、現場の進捗状況や勤怠の把握がリアルタイムで可能になります。
さらに、工事情報の一元化とスピードアップが実現し、現場の生産性が向上することは間違いないです。
工程管理アプリの導入という現場のDX化は、これまでのやり方を変えるものであり、一定の抵抗感はあるかもしれません。
しかし、工程管理アプリは、それを乗り越えても導入する価値がある必須事項だといえます。