本記事では、建設業向け経費精算システムを出して紹介します。
特に知名度や人気のあるものを中心に紹介しつつ、選ぶ時の機能のポイントなども併せて解説しています。
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建設業向け経費精算システムおすすめ【6選】
建設業向けの経費精算システムを6つ紹介します。
機能や料金面を詳細に記載している為、是非比較して自分に合ったシステムを選んでみてください。
KAKUSA:シンプル・簡単・だれでも使えるを追求

KAKUSAのおすすめポイント
- 必要な機能のみを厳選したシンプル設計
- 柔軟なオプションカスタマイズが可能
- 初期設定・訪問指導付でフォロー体制も充実
主な機能 | 見積管理、発注管理、原価管理、売掛管理、日報作成 など |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
無料期間 | × |
対応端末 | iPhone、iPad、android、PC※クラウドサービス |
運営会社 | アクティブシステム株式会社 |
総評コメント
KAKUSAは、誰でもかんたんに使えるシステムを目指したシンプル設計の工事原価管理システムです。
中小企業や小規模事業原価管理システム向けに開発されており、必要な機能のみを厳選したシンプル設計で、PCに慣れていない社員も直感的に使えるのが特徴です。
経費精算機能も備わっており、現場でかかった経費や自社重機の原価集計が可能。
経費一覧の作成から工事台帳への自動転記までしてくれます。
また、日報作成や出面表の自動作成といった機能があり、工事原価・日報・経理業務をの効率化に期待が持てます。
料金は初期費用と月額料金の2つで構成されており、各企業の利用形態に合わせて柔軟に見積りを出してくれます。
具体的な金額は製品資料にて確認出来る為、ぜひ以下より資料請求をして各システムと比較をしてみてください。
freee会計:ひとり社長や小規模法人におすすめ

freee会計のおすすめポイント
- 法改正に完全対応
- 自動入力、自動仕訳
- 初期費用、解約料が0円
主な機能 | 記帳機能 決算書作成 見積・請求・納品書作成 |
料金 | 初期費用:0円 月額費用:2,980円〜※企業規模により選定 |
運営会社 | freee株式会社 |
総評コメント
freee会計はインボイス制度や電子帳簿保存法に完全対応しているクラウド型の会計ソフトです。
有料課金ユーザー企業数は54万人を超えており、クラウド会計ソフト市場シェアNo1を獲得した実績あるソフト。
freee会計の特徴は、銀行口座やクレジットカードの明細を登録すれば、明細からの転記作業や仕訳入力をすべて自動化してくれるところです。
また初めての決算でも、freee会計で毎月の経理処理を行えば、決算書の作成はボタンを押すだけで完成です。
料金も企業の規模により3つのプランが用意されており、お手頃価格から始められるのが嬉しいポイント。
初めての会計ソフト導入を考えている企業の方は、freee会計ソフトをおすすめします。
弥生会計:お試しで使ってみたい企業向け

Freeeサインのおすすめポイント
- 簿記、会計の知識がなくても使える
- 最大3ヶ月無料
- アフターケアが充実
主な機能 | 取引入力 領収書やレシートの自動仕訳 決算書類の作成・出力 |
料金 | 初期費用:0円 月額費用 【エントリープラン】:2,900円 【ベーシックプラン】4,200円 【ベーシックプラスプラン】7,00円 ※最大3ヶ月無料 |
運営会社 | 弥生株式会社 |
総評コメント
「経理をもっと簡単に」をコンセプトに作られたのが、弥生の会計ソフトです。
簿記の知識がなくても日付や金額を入力するだけで簡単に使えるのが特徴です。
また経理業務まで専門スタッフが丁寧にサポートしてくれます。
もちろんインボイス制度・電子帳簿保存法にも対応。
現在は最大3ヶ月無料で全ての機能を使える為、まずは会計ソフトをお試しで使ってみたいという企業には特におすすめです。
PCA建設業会計:建設業者で高セキュリティを希望する企業向け

PCA建設業会計のおすすめポイント
- 建設業に向けた充実の会計機能
- 柔軟な連携対応
- 安心のサポート&セキュリティ
主な機能 | 電子帳簿ソフト法的要件認証機能 複数工事一括管理機能 振込データ、支払仕訳の作成機能 |
料金 | 初期費用(税込)0円 月額利用料 ソフト利用ライセンス:4,620円 (税込) サーバー利用ライセンス(Type2) :25,080円 (税込) 月額費用合計:29,700円 (税込) |
運営会社 | ピー・シー・エー株式会社 |
総評コメント
PCA建設業会計は、原価台帳・収支管理表等工事を軸にした豊富な帳票や、自由に出力できる帳票作成機能等を搭載した万能型のクラウド会計ソフトです。
電子帳簿認可も得ているためソフトウェアサービスを導入・検討している企業は法的要件をチェックする必要がなくなり、電子帳簿保存法対応に係る業務負担を軽減できます。
特徴として、請求書や領収書などのPDFや、Excelファイルで作成したCSVデータから、仕訳の元となるデータをカンタンも取り込無ことが可能。
取り込みデータから過去に登録した仕訳を自動検索・自動セットしてくれるため、仕訳データの登録作業が大幅に効率化することができます。
さらに、様々な絞込条件で、工事を一括抽出でき、選択した複数工事の未成/完成振替仕訳を一括で計上できます。
一括処理した完成振替仕訳はその場で印刷も可能、ダブルチェックや振替漏れなどのチェック用途に利用可能です。
AnyONE(エニワン):建設業者で無料体験希望者向け

AnyONEのおすすめポイント
- 導入社数は3,400社超え
- 継続率99.5%で機能を随時アップデート
- 自社用カスタマイズも可能
主な機能 | 見積作成機能 営業進捗管理機能 原価発注管理機能 |
料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ |
運営会社 | エニワン株式会社 |
総評コメント
AnyOne(エニワン)は、組織の規模に左右されずどんな企業にも導入可能な経費精算ソフトです。
もし大規模な現場において多人数で使う場合は、クラウドを活用してデータを共有することでパソコンだけでなく、スマホでも操作・閲覧・編集が可能になることで業務が大幅に効率化することを期待できます。
また、バラバラになりがちなデータ管理が簡単にでき、現場のすべての業務を見える化できます。
本ソフトの評判・導入事例から見るメリットの中で多かったのが、現場情報を一元管理できることによる、業務改善効果です。
従来であれば、バラバラになるはずのデータをエニワンの利用で、1つのシステムで管理できるため、社内全体の見える化につながり、業務効率化や業務改善がしやすいという声が多く導入企業の多くが非常に満足しています。
建設大臣NX:建設業者向け

建設大臣NXのおすすめポイント
- 豊富な帳票テンプレート
- 伝票入力と同時に財務諸表が完成
- 支払・手形・掛管理可能な統合型なソフト
主な機能 | 伝票入力・仕訳機能 直接起票した伝票の整理機能 定期的な発注の予約登録機能 |
料金 | 無料期間有り 建設大臣NX会計編スタンドアロン:792,000円 建設大臣NXスタンドアロン:1,056,000円 建設大臣NX Superスタンドアロン:1,320,000円 |
運営会社 | 応研株式会社 |
総評コメント
建設大臣NXは、建設会計を徹底的に効率化した経費精算ソフトであり、振替伝票を入力するだけで、工事台帳、工事一覧表などの工事関連帳票や、元帳、試算表等の経理帳票を自動作成できることが大きな特徴です。
更に、通常の財務管理に加え、出面管理や共通費の自動配賦、経営事項審査や工事進行基準への対応、進捗管理など、納得の機能が満載です。
振替伝票そのままの、実務に即した効率的な入力画面のため直感的に操作でき、初心者にも操作しやすく、熟練者には高速・快適な操作性を提供するデザインが両立されています。
入力と同時にすべての財務諸表が完成させることができ、後は必要な資料をメニューから選ぶだけで帳票画面を表示できることも大きな特徴です。
建設業向け経費精算システムの選び方

建設業向けの経費精算システムは、選び方も大切です。
いざ使い始めたら思っていたのと違う。とならないよう選び方のポイントを3つ紹介します。
是非参考にしてみてください。
- クラウド型または自動更新機能
- 科目・仕訳のカスタマイズ
- 会計ソフトとの連携
クラウド型または自動更新機能
建設業の経費精算システムは、クラウド型または自動更新機能があるものがおすすめです。
なぜなら法令改正や料金改定などの際、即座に対応が可能だからです。
法令改正・料金改定の度に経理担当者に確認・再設定をしてもらう手間が省けます。
その為、建設業で経費精算システムを選ぶ際はクラウド型または自動更新機能があるものがおすすめです。
科目・仕訳のカスタマイズ
建設業は、工事期間の長さや前受金等の授受があることから建設業会計という特殊な財務会計が用いられます。
その為、建設業特有の勘定科目の変更に対応可能なカスタマイズ性の高い経費精算システムである必要があります。
一般的に用いられる商業簿記や製造業で使用される工業簿記ではない為、導入時は注意しましょう。
会計ソフトとの連携
経費精算システムを導入する際は、会計ソフトと連携ができるかを確認しましょう。
なぜなら、会計ソフトと連携が取れないと経費精算システムへのデータ入出力に時間がかかってしまうからです。
特に勤怠管理システムや給与計算システムとの連携は業務の効率化には必須です。


建設業向け経費精算システムの導入事例
ここでは実際に上記おすすめで紹介したソフトを導入した企業の声を紹介します。
株式会社kuroki-ad
面倒を感じさせないストレスフリーな会計業務で、記帳の時間が1/3程度に
同社の決算は10月末ということもあり、決算を終えた2024年11月から「弥生会計 Next」の使用を開始した。初期セットアップの時点で、黒木さんは使い勝手の良さを感じたという。
「期首から利用を開始したため、データ移行のためのインポート作業が発生せず、スムーズに『弥生会計 Next』を使い始められました※1。初期セットアップも、画面に表示される案内に沿って操作を進めていくだけで簡単でした。画面遷移も少なくシンプルに操作ができますし、初心者でも問題なく使えそうだと思いました。
初期セットアップが完了したタイミングで、サポート担当の方からお電話をいただきました※2。設定自体は終わっていたものの、操作上の細かい不明点を確認でき、対応も丁寧でありがたかったですね
引用元: https://www.yayoi-kk.co.jp/jirei/detail/125/
株式会社田中工業所
仕訳をもう少し楽にしたいという観点で『スマート取引取込』を使い始めたのですが、もっと早く入れればよかった!と思うほど便利になりましたね。今にして思えば、それまでは仕訳作業そのものよりも、むしろ銀行から届いた照会用紙を『弥生会計』と突き合わせた時の差異を、確認・修正していく時間がすごく多かったんです。
引用元:https://www.yayoi-kk.co.jp/jirei/detail/107/
信和建設株式会社
同社では事業の拡大とともに多角化を進め、経理をはじめとする基幹業務は増加する一方で、会計と原価の別システム運用などの不都合も表面化してきました。増え続ける基幹業務効率化のためのシステム再構築が急務でした。「旧システムでは原価システムに仕訳を入力し、CSVに落としたものを会計システムに取り込んでいました。作業が複数に渡るので、修正が発生した時などは非常に手間でした。さらにスタンドアロンのみの運用だったため、業務が滞ることもありました」。当初は、経理担当者の業務負担軽減を狙い、Web請求書システムの導入を検討していた同社。しかし、旧システムでは外部データ連携が不十分で断念。将来的な展望も考慮し、システムごとの入れ替えに変更しました。要望は、会計と原価を一つのシステムで運用でき、Web請求書システムの構築にむけ、外部データが取り込めることでした。
引用元:https://www.ohken.co.jp/casestudy/019/
まとめ

建設業向けの経費精算システムについて理解を深めることができたでしょうか。
経費精算システムも非常に多くあり、建設業に絞っても自社に最も適しているものを選ぶのは一苦労です。
そこで、本記事であげた選ぶポイントを押さえて導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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