ラインワークスは建設現場業務への応用可?口コミ評判・機能・料金・導入事例

出典:ラインワークス公式サイト

施工管理サポートクラウドサービス「ラインワークス」を導入を検討している中で、下記のような疑問を持たれる企業が多いのではないでしょうか。

  • ラインワークスではなにができるのか。
  • ラインワークスではどんな機能があるのか。
  • 口コミや評判はどうなのか

今回の記事では、ラインワークスの機能や料金、評判について詳しく解説します。

導入を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ラインワークスとは

ラインワークスとは
出典:ラインワークス公式サイト

ラインワークスは、会社やチームの情報や予定を共有するためのコミュニケーションツールです。

建設業では、情報の共有は、工事をスムーズに進めていくために重要な要素のひとつです。

そんな情報共有を行うために、ラインの使い慣れた使用感でチャットやその他の機能が利用できるアプリがラインワークスの特徴です。

実際に大手総合建設会社や中小規模のさまざまな建設会社でも導入され、業務の効率化に繋げています。

運営元『ワークスモバイルジャパン株式会社』について

以下では、ラインワークスを提供しているワークスモバイルジャパン株式会社の企業情報を紹介しています。

会社名ワークスモバイルジャパン株式会社
設立2015年6月3日
資本金55億2,000万円
代表者増田 隆一
本社〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-5-8神宮前タワービルディング 11F​
HPラインワークス公式HP

ラインワークスの機能・できること

ラインワークスの機能・できること

「ラインワークス」は建設業に適した機能が多く搭載されており、その主な機能については下記があります。

  • トーク機能
  • 掲示板機能
  • カレンダー機能
  • ドライブ管理

上記の4つの機能について詳しく解説します。

トーク機能

普段利用されている方も多いラインの使いやすさと見慣れた画面でチャットがすぐに始められます。

スタンプ機能や、既読確認では未読のメンバーの確認もできるため、誰が見ていないかもすぐにわかります。

さらにグループトークで情報共有、ノートを記録用として利用したりさまざまな利用が可能です。

ビデオ通話機能を利用して、オンラインでの打合せや、現場状況の報告などにも利用でき離れた場所にいても、会議や現場打合せが可能です。

掲示板機能

チャットだけでは重要な情報を見逃す可能性がありますが、掲示板機能を使えば、いつでも見れてメンバーに一括周知が可能です。

用途に合わせて閲覧・編集権限を設定できるので、特定のメンバーのみに情報共有して使用することも可能となっています。

カレンダー機能

ラインワークスに参加している全てのメンバーの予定が確認が可能です。

メンバーの予定が確認できることで、どこにいて、どんな業務をしているかがすぐにわかります。

スケジュールの空き状況の確認もできるため、依頼事や打合せなどの日程調整も無駄なやり取りを行うことなく決定ができます。

ドライブ管理

データの保存ができるドライブを利用することで、工事に必要な資料をまとめて保存することが可能です。

各メンバーが必要な図面や資料をすぐに確認でき、データ管理も容易に行えるため非常に便利です。

セキュリティについても強固であるため、安心して利用することが可能です。

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ラインワークスの費用・料金

ラインワークスの費用・料金

ラインワークスの利用料金には月額契約と年間契約の2種類があり、こちらではより安くなる年額契約を紹介します。

プランフリースタンダードアドバンスト
月額利用料無料450円1ユーザー/月800円1ユーザー/月
ユーザー数100人まで無制限無制限
ストレージ5GB1TB100TB

ラインワークスをより快適に利用するためのオプション商品が追加可能なためそちらも紹介します。

Drive120円/1ユーザー/月
ラインワーク内にデータ保管ができるサービス
アーカイブ(トーク)360円/1ユーザー/月
トークの送受信データを最長10年間保存
アーカイブ(メール)360円/1ユーザー/月
メールの送受信データを最長10年間保存
※アドバンストプランのみ追加可能
追加ストレージ1TB:14,400円/月  
5TB:64,800円/月
10TB:122,400円/月 
25TB:302,400円/月
50TB:597,600円/月
100TB:1,180,800円/月
500TB:5,760,000円/月
アドレス帳登録数拡張250,000件まで:48,000円/月
500,000件まで:96,000円/月
1,500,000件まで150,000円/月
5,000,000件まで300,000円/月

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ラインワークスの評判・導入事例

ラインワークスの評判・導入事例

実際にラインワークスを導入している企業の導入事例を紹介します。

宮下工業株式会社

根強く残っていた紙の伝言メモや回覧文化を変革。本社と現場間の連絡環境がLINE WORKSで整いました。

アンケート、掲示板、カレンダー、Driveなどをグループウェアとして活用することで業務情報をスピーディに共有できる環境を整えた結果、社員間の連絡に要する時間が80~90%も短縮され、業務生産性が大きく向上しています。

トークを基軸として社内のコミュニケーション基盤が整った結果、体感ベースでは社員間の連絡に要する時間が8~9割短縮され、業務生産性が大きく向上しました。業務データのやり取りが手軽にできるようになったことで、現場担当者と本社間の連絡環境も整いました。また、紙文書の回覧やメモのやり取りが大幅に減り、ペーパーレス化にも貢献してくれています。

営業社員からは、「会社宛にかかってきたお客様からの入電内容を、トークで速やかに伝えてもらえることでタイムリーに対応できる」、「Driveに保存された業務データにスマホで速やかにアクセスできる」、「イベントの告知などを他部門にすぐに発信できる」といった声が挙がっており、LINE WORKSは営業部門の業務効率化にも寄与しています。

引用元:ラインワークス公式HP

伊田テクノス株式会社

施工管理ツールPhotoructionとLINE WORKSを活用し、写真や図面を引用しながら円滑に意思疎通。アルコールチェックの検査結果にも活用しています。

日常で使い慣れているLINEのビジネス版ということで、LINE WORKSに抵抗感を抱く社員はいませんでした。基本的な操作がLINEと似ているので特別なレクチャーは行いませんでしたが、導入の大きな目的の1つがPhotoructionと組み合わせて写真や図面を引用したチャットコミュニケーションをすることだったので、そのノウハウを説明する資料を作成して全部員に配付して利用を開始しました。

Photoructionとの組み合わせについては、iPadの既存機能である「共有」を活用しています。写真の閲覧画面から共有メニューでシームレスにLINE WORKSのトークを立ち上げ、図面や写真を引用して迅速に連絡事項を伝達し合っています。現場の進捗状況を報告する側も、それを受ける上長の側も業務も確実にスピードアップしています。

引用元:ラインワークス公式HP

株式会社村岡組

施工案件ごとのトークグループでリアルタイムに進捗管理。設計図面などの資料をチームメンバーがスムーズに共有できるようになり、業務の生産性が大きくアップしました。

トークを活用することで、工事の指示出しや内容変更の連絡が、対面や電話で行っていたときよりも素早く、確実にできるようになりました。現場で何かトラブルが発生した場合は、その状況を示す画像をチーム全体で確認し、スピーディに対応を検討することもできます。

住宅建築事業部では以前LINEで試みた手法を踏襲し、施工案件単位のグループトークルームを作成して情報を共有するようになりました。現場での作業に必要な図面や資料を各案件のフォルダに保存しておけば紙の束を持ち歩く必要がなく、メンバー間での共有もスムーズです。住宅の設計図というお客様の重要な個人情報を安全に扱えるようになったのも大きな導入成果です。

引用元:ラインワークス公式HP

ラインワークス導入の流れ

ラインワークス導入の流れ

ラインワークス導入の流れは、以下の手順で行います。

  1. ラインワークスアプリのダウンロード
  2. 会社やチームの管理者を決める
  3. 管理者がラインワークスに登録する
  4. メンバーを登録、招待する
  5. メンバーがラインワークスに参加する
  6. 利用開始

ラインワークスは会社やチームごとに登録し利用するサービスです。

その為、まずは管理者がラインワークスに登録し、そこから一緒に利用するメンバーを招待・追加していくことで、関わるメンバーを増やしていく形となっています。

ラインワークスの総合評価

ラインワークスの総合評価

以下では、ラインワークスを導入している企業の声をもとにした、メリット・デメリットについて紹介します。

ラインワークスを導入するメリット

ラインワークスを導入するメリットは3つあります。

  • 100人までは無料で利用できる
  • 使い慣れたラインと同じ使用感
  • 情報共有が簡単に行える

ラインワークスは無料で利用できるフリープランが用意されており、ユーザー数100人まで利用できます。

ラインと同じ使用感である為、新しいツールに抵抗がある協力業者や職人の方にも浸透しやすいのが最大の特徴です。

現場で重要な情報共有もラインワークスの使用を徹底することで容易に行うことができます。

ラインワークスのデメリット

ラインワークスは非常に便利な機能をもったツールですが、メリットばかりでなくデメリットもあります。

ラインワークスはインターネット環境下でしか利用できないため、通信環境の悪い場所では利用ができなくなります。

電波の届きにくい工事現場などの使用について注意が必要です。

まとめ

まとめ

今回の記事ではラインワークスが建設業で活用できるかについて詳しく解説してきました。

ラインワークスは建設業界関係者が選ぶチャットツールで3部門で1位を獲得しているツールです。

普段から慣れ親しんだラインの使用感そのままに、現場のさまざまな業務に活用できる点が大きなメリットといえます。

新しいツールは、慣れるまでに時間がかかり、抵抗のある方が多いと思われます。

特に現場で働く職人は苦手とする方が多いことでしょう。

そんな中で、慣れていて使用しやすいツールは浸透するのも早く、使用を徹底しやすいです。

さまざまな施工管理ツールを試してなかなか浸透しなかった企業の方は、ぜひフリープランから試してみてはいかがでしょうか。

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