現場写真の管理ソフトおすすめ【10選】料金・機能面を徹底比較

建設現場業務の一つに写真管理があります。

本記事では、写真管理の目的やルールに加えて、現場写真管理ソフトについてフリーソフトを含めてランキング形式で紹介します。

本記事を見て、現場写真管理ソフトの導入を検討する企業がソフト導入効果を最大限発揮できるような内容となっております。

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目次

現場写真を管理する目的とは

現場写真を管理する目的とは

建設現場で従事している人にとって工事写真は品質管理上、非常に重要な資料となります。

建設現場で工事写真を撮ることは、目についた物を単純に撮っているのではなく、事前の計画と準備をもとに計画されたステップで写真管理を行なっているのです。

工事写真を撮る目的は、完成時に視覚的に見えなくなってしまうものを各施工段階で施工状況、出来形などを適切に品質担保できている証明をする資料の一つにすることです。

建設現場では、土の中にある基礎など、完成後は地中部で視覚的に確認できない部分があるため、写真で施工状況を確認できるようにする必要があるのです。

工事写真は、施工状況の把握(工程記録)に加えて、使用材料の検修、品質管理、出来形管理、維持保全管理などの様々な面で活用されます。

現場写真を管理する為のルール

現場写真を管理する為のルール

現場写真は、品質管理をする上で重要な書類になることを解説しました。

しかし、請負業者が自分勝手に撮影頻度を決めて品質管理できていると判断して撮影していいわけではありません。

発注者によって、どのような写真が求められているか基準があるのです。

具体的にたとえば、国土交通省発注の業務を前提にすると、写真管理基準は国交相のものを使用する必要があります。

工事写真の分類は、着工前および完成写真・施工状況写真・安全管理写真・使用材料写真・品質管理写真・出来形管理写真・災害・事故写真などのような工事写真に分類が示されており、撮影頻度や撮影方法が示されています。

写真の管理方法は、検査時、竣工時など発注者から請負金額を一部または全額支払ってもらうときに整理した写真を提出する必要があります。

写真管理方法・整理方法・提出方法として一般的なのは、工事写真台帳とすることです。

写真管理基準に沿ってまとめられた写真を適正な順序で配置し、余白に細かく情報を記載します。

具体的には、工種や寸法、黒板に記載がされていない情報などを盛り込みます。

現場写真管理ソフトを使用するメリット・デメリット

現場写真管理ソフトを使用するメリット・デメリット

「現場写真管理ソフト」と言っても、無料で使えるフリーソフトから各社が出している専用のソフトまで、その仕様は多岐に渡ります。

それぞれの現場に適したソフトを一概に示すことは困難です。

具体例を挙げると、導入コストの面では、フリーソフトが圧倒的に優位です。

しかし、一方で有料サービスでは、機能の充実具合、サポート体制、バックアップ機能など総合的に判断した時に本当のコストパフォーマンスが変わることがあります。

以下に、現場写真管理ソフトを使用する上で考えられるメリット・デメリットを詳しく説明します。

メリット①:電子小黒板に対応

有料現場写真管理ソフトで最も便利とされているのは、電子小黒板への対応です。

電子小黒板付きの写真を取り込むだけで工事写真台帳が自動的に完成します。

そのため、従来写真を1枚1枚選び、マウスを使って所定の位置に貼り付けていた手間が丸ごとなくなります。

施工状況写真や出来形写真において、抜け漏れの写真があった時の手作業の修正と比較すると、圧倒的に時間が節約されます。

更に、電子小黒板に記載された工事情報は自動転記されるため、台帳作成の時間も大幅に削減できるのです。

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メリット②:クラウドからの写真読み込みが可能

工事写真管理は、現場担当者複数名で同時に作業するケースが一般的です。

そのため、台帳作成の分業化・複数人による台帳の同時編集を行えることが大型現場では非常に重要になります。

現場写真管理ソフトの中には、写真データをクラウド上に保存して写真の読み込みを同時編集可能なものもあります。

複数人での作業を可能にするため、整理時間の短縮に寄与してくれますね。

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デメリット①:導入・運用コストの増加

従来の写真整理方法を活用する場合であれば、手作業で全てをカバーするため、人件費以外のコストは発生しません。

しかし、現場写真管理ソフトを導入する場合は、導入コストと運用コストが発生します。

加えて、IT機器の操作が苦手な人も多い建設業界において、使い方を理解してもらうためのある程度の教育も必要になります。

昨今では、スマホが普及してPC・スマホでの操作が一般的なため、ソフトメーカーもソフト導入に際したセミナーなども協力的に実施してくれています。

デメリット②:カメラ・ソフト性能

電子小黒板は、スマホやタブレットを利用して写真撮影を行います。

そのため、写真撮影を行う端末の性能に依存してしまうデメリットがあります。

具体的には、証明設備が整っていないトンネル工事において、湿気や粉塵が多い場合、撮影できないケースがあります。

そのようなケースでは、アナログなこれまでのデジカメと黒板での撮影が必要になってきます。

従来のデジカメを使用するデメリット

デジカメで工事写真を撮影すると、撮影した写真の整理はパソコンで行わなければならず、作業に時間を要します。

また、デジカメの保存容量上にも上限があるため、データ移行が必要になります。

ただし、写真データは比較的軽いものが一般的なため、1~2年単位の工事現場であれば移行や削除を行う必要はありません。

さらに、撮影ミスがあった場合であってもパソコンで確認する必要があるためその場ですぐに確認できないデメリットがあります。

現場写真管理ソフトおすすめ【10選】

現場写真管理ソフトのメリット・デメリットは理解できたでしょうか。

ここでは、それらを踏まえて実際の現場写真管理ソフトのおすすめをランキング形式で紹介します。

本ランキングでは、フリーソフトを含んでいるため導入を検討しようか考えている人でも利用しやすい内容となっています。

アプリ名主な機能料金対応端末公式ページ
現場ポケット・日報機能
・報告書作成機能
・トーク機能
・掲示板機能
・報告書作成 など
初期費用:0円
月額料金:年間契約11,880円、月額契約13,200円
※最大2ヶ月間の無料使用期間あり
・iPhone
・iPad
・Android
・PC
公式HP
KANNA・現場管理
・写真・図面管理
・チャット
・日報・報告
・工事黒板 など
初期費用:0円
・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
公式HP
蔵衛門・写真
・黒板
・図面
・写真台帳
・トーク など
初期費用:0円
月額:フリー0円
プレミアム 1メンバー/月3,300円〜
・iPhone
・iPad
・android
・PC
公式HP
PhotoManager17・電子小黒板
・写真台帳 など
フリー0円
1ライセンス11,980円(税抜)
・iPhone
・iPad
・android
・PC
公式HP
工事デジカメ写真管理2・写真管理
・フォトブック共有 など
1ライセンス
4,990円(税込)
・iPhone
・iPad
・android
・PC
公式HP
はじめての工事写真作成5・工程表
・写真台帳
・電子データ納品作成 など
5,891円(税抜)〜・iPhone
・iPad
・android
・PC
公式HP
工事写真ビルダー3・写真編集、出力
・写真台帳 など
39,810円(税抜)・PC 公式HP
エクセルらくらく写真台帳・写真台帳無料・PC 公式HP
iDempiere・業務管理
・顧客管理
・会計管理 など
無料・PC公式HP
Everythingファイル検索
フィルタ機能 など
無料・PC公式HP

①現場ポケット

現場ポケットのおすすめポイント

  • 現場管理に特化した機能を標準搭載
  • 現場写真の自動アルバム機能
  • 初期費用が無料で他社比較でもコストが安い
主な機能トーク機能
掲示板機能
アルバム機能
日報機能
報告書作成 など
料金初期費用:0円
月額料金:年間契約「11,880円(税込)」月額契約「13,200円(税込)」
※最大2ヶ月間の無料使用期間あり
対応端末iPhone
iPad
android
PC
運営会社株式会社アステックペイント

総評コメント

「現場ポケット」は、株式会社アステックペイントが運営する施工管理アプリです。

現場管理に特化した機能を標準搭載しており、「使いやすさ」にこだわって作られた施工管理アプリである為、年長者が多い現場やデジタル化に抵抗がある企業にもおすすめできます。

中でもアルバム機能がとても優秀で、トークに投稿した現場写真を自動でアルバムに保存してくれます。

また専用のタグ付け機能で、施工中の写真に部位や工程に関するキーワードを記録させ、写真を簡単に整理することもできます。

初期費用は無料で月額費用も11,880円(税込)と他社の施工管理アプリと比較してリーズナブルな点も嬉しいポイント。

今なら最大2ヶ月間の無料お試し期間がある為、まずは資料をダウンロードしてみてください。

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②KANNA(カンナ)

KANNAのおすすめポイント

  • 初期費用無料にて利用できる
  • Apple StoreでNo,1の評価
  • 利用する端末を選ばない
主な機能現場管理
写真・図面管理
チャット
日報・報告
工事黒板 など
料金初期費用:0円
対応端・iPhone
・iPad
・android
・PC
※クラウドサービス
運営会社株式会社Aldagram

総評コメント

株式会社アルダグラムが提供するKANNA(カンナ)は、アプリ満足度ランキングNo,1の現場写真管理ソフトであり、評価が最も高いソフトとなっています。

本ソフトは、現場管理ソフトで写真管理の他にも、クラウド上でのデータの保存、チャット機能、アカウント無制限など様々な機能・特典があります。

本ソフトを使うことで、写真や図面がクラウド上で一元管理でき、各自がバラバラに管理していた写真を一括整理で切るでしょう。

加えて、履歴が残るため協力会社への指示を言った、言わないなどのヒューマンエラーを軽減します。

KANNAは

その為、初めて日報ツールを使う個人や企業に特におすすめです。

気になった方は、ぜひ資料をダウンロードして自社に適したプランからはじめてみましょう。

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③蔵衛門

蔵衞門のおすすめポイント

  • フリープランでは、初期費用/月額費用0円から利用できる初期費用/月額費用0円から利用できる
  • 電子小黒板に改ざん検知機能がついている
  • 写真台帳機能にAIが搭載されており、電子小黒板をもとに自動仕分けしてくれる
主な機能写真
黒板
図面
写真台帳
トーク など
料金初期費用:0円
月額:フリー0円
プレミアム 1メンバー/月3,300円〜
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
運営会社株式会社ルクレ

総評コメント

蔵衛門は、黒板、図面、台帳、トーク(工事チャット)と幅広い機能で工事現場の作業効率と品質の向上に貢献してくれます。

また蔵衛門クラウドを独自に保有しており、多機能でありながら、画面や用語は通常の工事業務で見慣れたものばかりのラインアップになっています。

導入初期の使い慣れるまで大きく時間を割くことなく、利用者全員で直観的に操作でき、わかりやすい配置が大きな特徴です。

また、数十万枚の写真を纏める必要がある大規模工事現場での活用を想定して開発された高速画像処理エンジンを搭載しており、取り込んだ写真をストレスなく動作が可能です。

【社内提案向け】施工管理アプリ17製品比較資料

施工管理アプリ全17製品を一覧表形式でまとめました。料金・機能面・対応端末・製品ごとの特徴などで比較できる仕様になっています。社内提案でも使いやすいよう資料はExcelでの配布です。
今だけ完全無料で提供しておりますので、是非本資料で施工管理アプリの比較・検討をしてみてください。

④PhotoManager(フォトマネージャ)17

PhotoManagerのおすすめポイント

  • 国土交通省「工事完成図書の電子納品等要領(令和3年3月版)」に対応
  • 自動で写真台帳・アルバムの作成可能
  • ドラッグ&ドロップで写真つか可能などの操作性が高い
主な機能電子小黒板
写真台帳 など
料金フリー0円
1ライセンス11,980円(税抜)
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
運営会社株式会社ワイズ

総評コメント

PhotoManager (フォトマネージャ)は、デジカメ、電子小黒板アプリ(スマートフォン・タブレット)で撮影された工事写真を素早く分類、整理して、電子納品やアルバム(写真帳)印刷を行うことができます。

専用黒板をAIが自動検出して手作業での操作を不要で拡大表示を行います。

加えて、工事写真の自動振り分け、黒板文字の自動認識などを行なって写真整理の省人化・省力化を期待できます。

従来の写真の並び替えは、6枚表示やサムネイル表示と写真だけが表示される形式のみが対応できました。

しかし、これからは写真と写真情報が一覧で表示される詳細一覧表示や、写真とExif情報が表示されるExif情報の表示形式でも、写真欄をドラッグ&ドロップすることで、写真の並び替えができるようになりました。

電子小黒板編集でも、作成した電子小黒板をマウスドラッグで並び替えることができます。

また、コピー&貼り付けを用いて、任意の電子小黒板を複製することも可能になっています。

⑤工事デジカメ写真管理2

工事デジカメ写真管理2のおすすめポイント

  • 写真をツリー構造でわかりやすく仕分け
  • 複数のPCで共有ができる
  • 撮影した写真を簡単に取り込める
主な機能写真管理
フォトブック共有 など
料金1ライセンス
4,990円(税込)
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
運営会社株式会社デネット

総評コメント

工事デジカメ写真管理2には、仕分けフォルダで細かく管理、写真一枚一枚にコメントやタグなどで情報を登録できる特徴があります。

加えて、デジカメやスマホ・タブレットで撮影した写真を簡単に取込でき、取り込んだ写真はクラウド上でも社内共有が可能。

特に、昨今のバージョンでは、大幅にプログラムを改良してあり、さらに使い易く豊富な機能がリニューアルされています。

具体的に例えば、デジカメやメモリーカード、スマホやタブレット、スキャナー等からでも簡単に写真取込ができ、取込時に一括縮小や、一括補正を行うことができます。

取込写真は階層ごとに仕分けを行い、現場写真を細かく管理、写真を撮影日での絞り込みも可能です。

日付やコメントを入れたL判印刷ができる他、複数写真の一覧印刷もできるようになっています。

クラウド上で保存されているため複数のパソコンで写真を共有でき作業効率向上にも繋がりますね。

また、作成されたフォトブックを共有することも可能で共有フォルダーやネットワーク対応のHDDでフォトブックデータを共有して写真を閲覧・印刷することができます。

⑥はじめての工事写真作成5

はじめての工事写真作成5のおすすめポイント

  • 簡単操作で初心者にも使いやすい
  • 自動バックアップ機能付き
  • タイトル一括挿入あり
主な機能工程表
写真台帳
電子データ納品作成 など
料金5,891円(税抜)〜
対応端末・iPhone
・iPad
・android
・PC
運営会社株式会社アイアールティー

総評コメント

はじめての工事写真作成5は、デジカメ等で撮影した工事の工程、進捗をまとめた写真帳、電子納品データ作成ソフトです。

商品名の通り、工事写真台帳を初めて作成する簡単に操作できるような特徴が備わっています。

具体的には、工事写真モードでは写真帳のレイアウトがすでに決まっている為、簡単な操作で配置が可能。

自動バックアップもでき、安心してデータを作成できるようになっています。

加えて、取込写真には文字入力や写真のトリミング、図形描画などが可能であり、豆図やテキストを活用して写真の補足説明が可能になります。

⑦工事写真ビルダー3

工事写真ビルダー3のおすすめポイント

  • 多様なファイル形式を取り込める
  • 写真台帳、参考図、豆図にもどんなファイル形式でも直接取り込める
  • 使いやすく無駄のない操作性
主な機能写真編集、出力
写真台帳 など
料金39,810円(税抜)
対応端末・PC
運営会社コベック株式会社

総評コメント

工事写真ビルダー3の大きな特徴に、JPEG、BMP、DIB、PNG、TIFFなどの様々なファイル形式に対応していることが挙げられます。

大きな現場で、複数人が自前のカメラでデータを収集する場合、このような複数のフィアル形式に対応したソフトとであることが業務効率の向上に寄与します。

最新のバージョンでは、国交省の「デジタル写真管理情報基準平成22年9月」に対応しており、工事台帳は約50種類の初期書式に加えて、自由レイアウト機能でオリジナル書式の作成も自由自在です。

さらに加えて、同一事業所内の複数PCで使用を目的としたサイトライセンスも別途用意可能です。

写真の取込・管理・出力の簡単3ステップで工事現場写真のデジタル化をサポートすることを目的に作られており、多様で煩雑な工事写真管理業務の効率アップと管理コストダウンします。

更に、ドラッグ&ドロップの直感的な操作による画像管理を実現し、ページ毎の書式指定で縦・横ページの混在や、簡易DTP機能を利用した円や矢印などの配置、自社ロゴのレイアウトにも対応しています。

アピール力の高い工事写真帳はプレゼン資料として活用したり、PDF出力機能を利用した電子データ配布も可能となります。

⑧エクセルらくらく写真台帳

エクセルらくらく写真台帳のおすすめポイント

  • フォルダ内の写真一括読み込み
  • 写真整理番号の自動入力
  • 写真拡大機能
主な機能写真台帳
料金無料
対応端末・PC
運営会社豊川 郁雄

総評コメント

エクセルらくらく写真台帳は、豊川郁雄さんが提供するフリーソフトであり、写真台帳を簡単に制作するため、フォルダ内の写真一括読み込み機能、写真整理番号の自動入力機能、写真拡大機能の3点の大きな特徴が備わっています。

これらの機能が無料で利用できるのは、他のソフトにはない特徴です。

操作項目としては、一括で写真&画像を読み込みとシートの複写が可能、シート名の変更・写真台帳のタイトルに文字や連番号を表示できます。

更に、写真情報を表示、写真台帳だけを別名で保存可能です。

シート移動設定(青色文字選択でシート移動)、外枠設定(写真台帳に外枠表示&非表示)、シート倍率設定(最適な倍率にして全部のシートに反映)、現在の倍率で全部のシートに反映などかゆいところに手が届く操作項目となっており、50枚までシートが作成可能です。

⑨iDempiere

iDempiereのおすすめポイント

  • システムの運用コストを安価で提供
  • 短期間でERPシステムの開発やカスタマイズ可能
  • プライベートクラウドを利用可能
主な機能・業務管理
・顧客管理
・会計管理 など
料金無料
対応端末・PC
運営会社カコムス株式会社

総評コメント

本ソフトは、オープンソースの統合業務パッケージソフトウェアです。

特徴的な機能として、購買管理、在庫管理、販売管理、生産管理、会計管理、顧客管理など、一連の業務機能が既に実装されています。

システム的な特徴として、オープンソースとして世界中の人々が開発に参加できることが挙げられます。

オープンソースとして有用性がありシステムアーキテクチャが優れている証拠となります。

また、iDempiereのトレーニングとして有料でiDempiereを短期間で体系的に学べるトレーニングプログラムがあります。

⑩Everything

Everythingのおすすめポイント

  • インデックス作成の速さ
  • インデックスの作成はリアルタイムで更新
  • インクリメンタルサーチに対応
主な機能ファイル検索
フィルタ機能 など
料金無料
対応端末・PC
運営会社David Carpenter

総評コメント

最後に紹介するのはEverythingです。

本ソフトは、データベースの自動アップデートや検索条件を細かく設定するフィルタ機能など、多彩な機能があります。

複数の現場を担当する場合、データが混在してしまわないように仕分けできる特徴があります。

本ソフトの特徴は、シンプルかつ高速なファイル検索ソフトであることです。

ハードディスク内に存在するファイルやフォルダをデータベース化し、そのデータベースを元に超高速なファイル検索を可能にしてくれます。

データベースの自動アップデート、検索結果に含めないファイルやフォルダの設定、事前に登録しておいた検索条件を瞬時に設定するフィルタ機能、検索結果のエクスポート、正規表現検索等の機能が備わっております。

現場写真管理ソフトを選ぶ際のポイント

現場写真管理ソフトを選ぶ際のポイント

以上、上述で述べたように工事写真管理ソフトは複数あり、特徴がそれぞれ異なります。

そのためソフトを導入する時の選ぶポイントを下記の2点にまとめました。

必要性能を備えているか

まずは最も重要なポイントの一つに、導入をすることで業務効率化に直結するかが重要になります。

工事規模や会社規模によって、現場写真管理ソフトの導入には様々な課題があります。

その課題解決に適した機能を有しているソフトを導入することが重要です。

評価が高く人気なソフトが自社現場に適しているかは冷静に見極めることが重要です。

操作性能

建設業界は、他業界と比較してもIT化が遅い業界でIT機器の操作を苦手とする人が多い傾向にあります。

そんな中で導入初期の手間を考えても導入効果が高いと判断できなければ、どんなに有能なソフトを導入しても効果を最大限に発揮することはありません。

まとめ

まとめ

本記事では、現場写真管理ソフトをランキング形式で紹介しました。

確かにソフトを活用することで業務の効率化、作業の省人化が期待できます。

しかし、導入初期から慣れるまでの手間や導入コストの面から本当に導入効果が高いかを判断しなければなりません。

まずは無料で始めることができるフリーソフトの導入から検討することを勧めます。

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