Pinspectの口コミ評判・機能・料金・導入事例

Pinspectの口コミ評判・機能・料金・導入事例
引用元:Pinspect公式サイト
  • 「Pinspectはどんな企業に向いているの?」
  • 「Pinspectの具体的な機能や導入効果を知りたい…」

Pinspectは、AR技術を用いた点検記録アプリであり、建設現場やビル管理をおこなう企業におすすめです。

手直しすべき箇所に付箋を貼っておくような現場管理では、写真や図面で共有しても実際の現場との状況を把握しにくいですよね。

写真で確認していた場所との食い違いによる検査・点検トラブルは、顧客からの信頼を下げかねません。

本記事では、デジタル付箋などを用いた点検記録ができる「Pinspect」の口コミ評判や機能・料金などを解説しています。

最後まで読むことで、点検業務の革新的な記録方法を知ることができます。

「現場の作業時間を減らしたい」「DX化を推進したい」という企業は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

Pinspectとは

Pinspectとは
引用元:Pinspect公式サイト

Pinspect(ピンスペクト)とは、AR(拡張現実)を使って点検や検査した場所を記録して、見える化するアプリです。

調べた場所の位置を3次元の座標で取得して、デジタル付箋(ピン)で見やすく空間上に表示できます。

写真やメモを座標と紐付けて保存でき、最終的に図面やExcelなどのレポートに変換可能です。

また記録した内容は、クラウド上でメンバーと共有したり、BIM/CIMなどの建築や設備のデータに反映できたりします。

さらに報告書の作成についても、現場での点検がレポートにも反映されるため、点検完了と同時にレポートも完成できます。

導入によって、建設や設備メンテナンス業務における手間を省け、企業全体の生産性アップを見込めるでしょう。

運営元『株式会社エム・ソフト』について

点検記録アプリ「Pinspect」を運営しているのは株式会社エム・ソフトです。

企業に関する情報を下記で紹介しているので確認してみてください。

運営会社株式会社エム・ソフト
本社所在地東京都台東区東上野2丁目18番10号 日本生命上野ビル6F
資本金1億円
電話番号03-5807-2300
事業内容・AIを用いた認識システム、映像関連システム
・DX推進事業・「Pinspect」の運営、開発、販売など
設立日1987年8月11日
公式サイトhttps://www.msoft.co.jp/
引用元:「株式会社エム・ソフト」公式サイト会社概要

Pinspectの機能・できること

Pinspectの機能・できること

点検記録アプリ「Pinspect」がそなえている機能・できることは以下のとおりです。

  • クラウド共有機能
  • デジタル付箋
  • 点検した箇所の自動反映
  • BIMデータの入出力
  • 電子黒板

一つずつ解説しているので「Pinspect」の特徴を確認して導入できるか検討してみましょう。

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クラウド共有機能

Pinspectには、クラウド共有機能があり、社内メンバーで点検情報の共有や共同作業ができます。

現場に出向いているメンバーが写真やメモ・座標を共有するだけで、誰でもクラウド上で確認可能です。

例えば、点検者が建物の不備(柱のひびなど)を見つけたときに、クラウドで共有できることでスムーズな対処にもつながります。

結果的に、現場への訪問回数を減らしたり、指示・報告の待ち時間を短縮できたりもします。

デジタル付箋

Pinspectでは、AR技術を使ったデジタル付箋(ピン)を使えます。

実際の現場において、検査・点検箇所の不具合やメモしたい内容があった際に、空間上にピンをセットして付箋のように残せます。

例えば、従来の目視点検では、担当者が代わったあとに過去の点検箇所を把握しにくいという問題がありました。

デジタル付箋を使えば、点検箇所を視覚的に確認できるうえに写真やメモも残せるため、急な引き継ぎ時にも活躍します。

一度保存してしまえば、通信環境やGPSがなくてもピンの復元が可能です。

点検した箇所の自動反映

ビルをはじめとした建物の点検箇所を3次元座標として報告書や図面に自動反映できます。

またデジタル付箋と写真・メモを活用した現場データはExcelとして出力可能で、報告書作成の効率化や精度の向上にもつながります。

3D表示により、平面ではわからなかったピンの高さ・位置まで的確に確認できるのです。

BIMデータの入出力

Pinspectは「Rebrom(レブロ)」という建築設備の3DCADソフトと連携できます。

オプションとしての追加となりますが、BIM/CIMデータとしてインポート・エクスポートも可能です。

BIMデータをPinspectに取り込むと、空間ピンとしてAR技術を盛り込んで現場を可視化できます。

またPinspectで撮った写真やメモ情報を取り出して、再度BIMへの反映が可能です。

つまり、Pinspectを介すだけで施工記録のBIMへの更新ができるため、施工管理の生産性・品質ともに向上させられます。

電子黒板

Pinspectには電子黒板機能があり、写真のなかに工事名や撮影日・点検内容などを入力できます。

また記入した内容を写真のメモに保存できるので、記録に残せるだけでなくデータ整理のときにも役立つでしょう。

電子黒板を使用することで、撮影した情報が手軽に追加でき、紙のメモによる紛失リスクも無くなります。

さらにBIM情報との連携により、インポートしたBIMデータを自動的に電子黒板へ反映できるのです。

他にも報告書の作成機能があり、デバイス上でWebからワンクリックで出力ができます。

点検箇所の一覧も作成できるため、現場の点検者との連携も取りやすいでしょう。

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Pinspectの費用・料金

Pinspectの費用・料金

Pinspectの費用・料金について、公式サイトに掲載されていませんでした。

詳しい料金やプランが知りたい方は、公式サイトで資料請求・お問い合わせをしてみてください。

補足として、Pinspectではエンタープライズプランがあり、自社の要望に応じた報告書のカスタマイズなどができるようです。

価格の記載はないですが、BIMデータのインポート・エクスポートについてはオプションとして追加できます。

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Pinspectのメリット・デメリット

Pinspectのメリット・デメリット

ここでは、Pinspectのメリット・デメリットを解説しています。

導入を検討するにあたり、良い点・注意すべき点を確認しておきましょう。

Pinspectのメリット

Pinspectのメリットは下記の3つです。

  • ピンの高さを3D表示できる
  • ハンズフリーで音声入力できる
  • 無料トライアルがある

一つずつ紹介しているので、Pinspectを導入するかどうか参考にしましょう。

ピンの高さを3D表示できる

Pinspectの大きなメリットは、点検・記録した場所に設置したピンの高さを3D表示できる点です。

従来の点検アプリでは、図面とピンを重ねて平面図上で見ると、確認したい箇所との位置(高さ)関係が把握できませんでした。

しかし、高さがわかる3D表示機能があれば、仕上げ点検をおこなう人も迷わずに現場チェックが可能です。

実際の現場でARと3Dピン情報を活用することで、正確な位置情報がわかり、検査の生産性・精度も高められるでしょう。

ハンズフリーで音声入力できる

Pinspectには、ハンズフリーで音声入力できる点検システムもあります。

具体的には、MR(複合現実)の技術を用いて「MRゴーグル」を利用したシステムです。

ゴーグルをかけた状態で、現実空間にジェスチャーでのデジタルピンの設置・音声入力によるメモの追加ができます。

さらに「写真を追加する」と音声入力すれば、その場の写真撮影もできるのです。

最終的には、お持ちのスマホ・タブレットにピンや写真の情報が共有されて検査も完了します。

完了と同時にExcelレポートも自動で完成するため、点検業務の効率が大きく上がるでしょう。

無料トライアルがある

Pinspectは30日間の無料トライアルを提供しているため、アプリの機能や使いやすさを実際に試せます。

例えば、Pinspectが特定のプロジェクトや点検業務に適しているかを評価できます。

無料トライアルを通じて、自社のニーズに合っているかを確認できるため、安心して導入を検討できるでしょう。

Pinspectのデメリット

一方で、Pinspectの導入により考えられるデメリットは下記の3つです。

  • 通信環境に左右される可能性がある
  • 追加料金がかかる場合がある
  • 利用できない端末もある

それぞれ解説していますが、想定されるデメリットとして把握しておきましょう。

通信環境に左右される可能性がある

Pinspectは通信環境の悪い場所では、ピンの位置が不安定となり、クラウドで共有されたときに位置がずれる可能性があります。

基本的にはオフライン環境で利用できますが、クラウドへのアップロード・ダウンロードする場合の通信環境には注意しておきましょう。

電波の悪い建物内ではデバイスに保存しておいて、通信が安定してからアップロードすると安心です。

追加料金がかかる場合がある

Pinspectには各プランが用意されていますが、オプション料金がかかることもあります。

例として、BIMデータのインポート・エクスポート機能の追加は別途料金がかかるようです。

詳しい料金については公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要になります。

他にも、エンタープライズプランでは自社の要望に応じたカスタマイズが前提となるので、さらに金額の変動があるでしょう。

まずは無料トライアルですべての機能を試してから判断することをおすすめします。

利用できない端末もある

Pinspectのアプリを導入できるのはiPhone・iPadのみとなり、Android端末には対応していません。

もし導入を検討する場合、点検に必要な人数に応じて新たに用意するため、追加で費用がかかることを把握しておきましょう。

また各機種の古いOS・機種も使えないので注意しましょう。

※詳しくは「対応機種を確認する」をご覧ください。

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Pinspectの評判・導入事例

Pinspectの評判・導入事例

調査したところ、Pinspectを実際に導入している企業の事例は公開されていませんでした。

一部、アプリレビューにて口コミが見られたため紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

AppStore

レポートをPDF形式に出力できると便利です!簡単な操作説明があるともっと使いやすくなると思います。手探りで出来る位ユーザーフレンドリーです。

レポート出力機能ついたら星5です!

引用元:AppStoreより

他のレビューで口コミは確認できませんでしたが、評価数10件で評価4.4/5と評価の高さがうかがえます。

また記載したレビューは2018年の内容であり、現在はExcelによるレポート出力機能が付きました。

導入の流れ

導入の流れ

本章ではPinspectを導入するまでの流れを紹介していきます。

導入までの一連の流れを知りたい方は、以下で確認しましょう。

  1. 公式サイトからお問い合わせ・資料請求する
  2. 担当者からのヒアリングなどを受ける
  3. 30日間の無料トライアルを実施する
  4. 導入を開始する

Pinspectでは、全機能が使える30日間の無料トライアルを実施しています。

トライアルを通じて、実際の現場での使用感や今後の利用価値を社内で検討してみましょう。

効果検証を踏まえて、自社における課題解決・点検作業の効率化が見込める場合は本格導入していくとよいでしょう。

Pinspectの総合評価

Pinspectの総合評価

Pinspectを総評すると、各現場の報告業務を効率化し、施設・設備点検をスムーズ化するアプリといえます。

Pinspectのメリットは、点検・記録した場所に設置したピンの高さを3D表示できることです。

3D座標に記録されたピンによって、構造物の関係を図面上でリアルに示せるため、検査の生産性・精度アップにも期待できます。

さらに、MRゴーグルを使ったシステムも導入されており、ハンズフリーで音声入力も可能です。

点検終了と同時にレポートも提出できることで、業務の負担削減にもつながります。

一方でPinspectのデメリットは、通信環境が悪いとクラウド共有時にピンの位置がずれてしまう可能性があることです。

またオプションの追加に別途料金がかかる点も挙げられます。

Android端末に対応していない点にも注意しましょう。

まとめ

まとめ

Pinspectの機能や料金・メリット・デメリットなどを紹介しました。

Pinspectは点検記録アプリとして、高さを3D表示できるデジタルピン・AR技術を用いた点検が大きな特徴です。

またMRゴーグルと連携したシステムを使えば、ハンズフリーで音声入力による写真やメモ追加ができます。

書類作成機能では、座標リストや点検箇所の一覧を作成してWebから手軽に出力できます。

無料トライアルもできるため、アプリは使いやすいのか・自社の課題を解決できるか、ぜひ試してみましょう。

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