
コロナ禍以降、在宅勤務やフレックスタイム制を導入する企業が増えています。
自分に合った柔軟な働き方ができるというメリットもある一方、チーム内の進捗具合が把握できず、業務管理がしづらくなったという悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
そういった問題の解決策として、業務管理ツールが注目されています。
さまざまな業務管理ツールがある中、monday.comは数々の受賞歴を誇り、高い顧客満足度を得ています。
そこで、この記事ではmonday.comの機能や料金、特徴についてご紹介します。
「業務効率化を考えているけれど、どんなツールが良いかわからない・・・」
「管理ツールを導入するのは初めてだけど、使いこなせる?」
といった疑問を持っている方に、わかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧になってください。
厳選した施工管理アプリをまとめました
工事写真管理/工程管理/電子黒板/作業日報/勤怠管理/原価管理etc…
数十社の中から、DX親方編集チームが厳選した施工管理アプリです
monday.comとは

monday.comは、タスクやプロジェクトを一括管理できるクラウド型の業務管理ツールです。
業務効率化に必要な機能が豊富に備わっており、エクセルなどで管理していた情報を一元管理することが可能です。
プロジェクト管理のほか、マーケティングや人事など、さまざまな分野の業務を一元化できることもmonday.comが支持されている理由です。
操作もわかりやすく、外部ツールと連携できるため、これまで管理ツールを使った経験がない方でも簡単に導入できます。
運営元『monday.com Ltd.』について
monday.comは、イスラエル発の企業であるmonday.com Ltd.が運営しています。
以下、企業情報をご紹介します。
会社名 | monday.com Ltd. |
---|---|
本社所在地 | イスラエル |
代表者 | Roy Mann、Eran Zinman |
設立日 | 2012年1月 |
業種 | IT・通信(IT & Communications) |
monday.comの機能・できること

monday.comは用途に応じたさまざまな機能が備わっています。
主な機能について、わかりやすくご紹介します。
プロジェクト管理

多様なタスク管理ボードで、複数のプロジェクトを一元管理します。
各プロジェクトのステータスを「進行中」「開始準備完了」と設定したり、フィルター機能を使用して「ユーザー」「ステータス」など必要な項目のみ閲覧することも可能です。
進捗状況や目標値を共有・可視化できるので、全員が当事者意識を持つようになり、組織全体で足並みを揃えることにつながります。
タスク管理

「かんばん」ボードでは、各メンバーのタスクを可視化することにより、「誰がどのタスクを担当しているのか」を視覚的に整理できます。
やるべきことが多すぎて、何から手をつけたらいいかわからない!という場合にも、自分のタスクを可視化できるので、優先順位をつけやすくなります。
また、ガントチャート(プロジェクトなどの開始日から完了日までの情報を帯状グラフで表した図)やカレンダー機能を使うことで、スケジュール感が把握しやすくなります。
そのほか、タスクごとのチャット機能も備わっています。
プロジェクトの内容について、別のチャットツールを使って個別に質問しなくてはいけない…といったことも防げます。
外部ツールとの連携

SlackやDropbox、Zoomなど、50以上の外部ツールと連携可能です。
たとえばmonday.comのボード内でZoomにつなげることができるので、ZoomにログインしてMTGを設定する必要がなくなります。
すでに自社で使用しているツールと連携することで、スムーズに一元化できます。
繰り返し作業の自動化
繰り返しの固定業務を「レシピ」として自動化することができます。
たとえば、ステータスが「承認依頼中」に進むと自動的に担当者を上司に変更したり、毎月月初に発生する固定業務のタスクを自動で作成するなど。
繰り返しの作業ほど、慣れによってヒューマンエラーが発生しやすくなります。
自動化することで抜け漏れを防止するほか、業務を短縮できます。
monday.comの費用・料金

monday.comは個人向けの無料プランのほか、4つの有料プランがあります。
以下、月額料金や主な機能です。
無料プラン | ベーシック | スタンダード | プロ | エンターズプライズ | |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 1,530円 | 1,990円 | 3,890円 | 問い合わせ |
ユーザー数 | 2ユーザー | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ファイルストレージ | 5GB | 20GB | 100GB | 1000GB | |
アクティビティログ | 1週間 | 6ヵ月 | 1年 | 5年 | |
外部ツール連携 | なし | なし | 250アクション/月 | 25,000アクション/月 | 250,000アクション/月 |
自動化 | なし | なし | 250アクション/月 | 25,000アクション/月 | 250,000アクション/月 |
※月額料金は、年額プランにすると18%オフとなります。
企業規模に合ったカスタマイズ用のプランはエンタープライズプランとして用意されていますので、費用などの詳細はmonday.comに問い合わせてみてください。
monday.comのメリット・デメリット

monday.comのメリット・デメリットを3つずつご紹介します。
monday.comのメリット
monday.comのUIデザインは、シンプルかつポップでカラフルなインターフェースで好評を得ています。
管理ツールにありがちな堅苦しい雰囲気ではないことも嬉しいポイント。
また、monday.comはマニュアルがなくても直感的に操作ができるほどわかりやすいという声も多いため、慣れていない人でも使いやすいツールといえます。
monday.comのデメリット
monday.comはイスラエル発のサービスであり、日本語プラットフォームが展開されたのは2021年とまだ日が浅いです。
そのため、英語のマニュアルが多いなど、日本向けのサポートに課題があります。
導入する日本企業が増えていることもありますので、今後日本向けのサポートは強化されていくかもしれません。
monday.comの評判・導入事例

monday.comは大手企業が採用することも多く、その導入数は着実に増加しています。
では実際、導入した方や企業の評判はどうなのでしょうか?
ここでは、4つの導入事例・レビューをご紹介します。
Appstoreのレビュー

他のプロジェクトとタスクの管理を比較した上で、Monday comを選びました。
プランは他のメーカーと比べて安いです。使い方が簡単で、単純な看板ボードより複雑なプロジェクトも管理できます。
5星にしなかったのは日本語のメニューと説明がないからです。しかし、近いうちにそれらの翻訳が用意されるという説明を読みました。
引用元:Appstoreレビュー
建築の構造設計をやっています。
事務所でPMツールを導入すべく10社以上の他社と比較しましたが、費用対機能は1番高いと感じました。
また、Mondayの良いところとして、iPadでガントチャートと作業負荷チャートを表示できることです。
他のPMツールでは、タブレット端末でチャート系の表示をできることが確認できませんでした。
日本語化も進んではいますが、完全ではないため、管理者は英語のマニュアルも読まなければいけません。
引用元:Appstoreレビュー
公式HPの導入事例
【ソニービズネットワークス株式会社】
ソニービズネットワークス社のチームが、monday.com Work OS で
より円滑にタスク管理を行えるようになった理由とは?
「マーケティング業務のあらゆる情報が一箇所に集約され、タスクの状況がひと目でわかり、業務の円滑化に大いに役立っています。」
引用元:公式HPお客さま事例
【株式会社 LIXIL】
株式会社 LIXIL のチームが、monday work management を使って
タスク管理に対する社内の認識を変革できた理由とは?
「見た目がカラフルなスプレッドシート形式で、さらに運用しながら柔軟にフォーマットを変えれるので、ツール浸透も早くタスク管理が大幅に改善されました。」
引用元:公式HPお客さま事例
monday.comの導入の流れ

monday.comは簡単に導入することができます。
以下、導入の手順をご説明します。
monday.comの総合評価

数ある業務管理ツールの中でも、monday.comはわかりやすい操作性やカスタマイズの豊富さで支持されています。
その反面、日本語対応が不十分なことやすべての機能を使いこなすことが難しいといったデメリットもあります。
しかし、導入の初期負担が少ないことや、わかりやすいデザイン性でデメリットを上回るパフォーマンスが期待できるといえます。
日々の業務の効率性を高めたいと考えている方は、ぜひmonday.comの導入を検討してみてください。