
施工管理アプリに求められる要件のうち、重要度の高いものの一つに、シンプルで分かりやすい操作性でストレスなく継続的に使用できるという要件があります。
Anymoreは、日頃から使い慣れたLINE/LINE WORKSとの連携機能をもち、中小規模の建設会社にとって必要な機能がシンプルで効果的に網羅されている施工管理アプリです。
この記事では、Anymoreの基本情報、機能と価格、メリット・デメリットについて解説します。
また、導入事例や導入のフローについても説明していますので参考にしてください。
厳選した施工管理アプリをまとめました
工事写真管理/工程管理/電子黒板/作業日報/勤怠管理/原価管理etc…
数十社の中から、DX親方編集チームが厳選した施工管理アプリです
Anymoreとは

Anymoreは、中小規模の建設会社向けに開発された、オールインワンのクラウド型施工管理アプリです。
案件管理、工程管理、発注管理、写真・資料管理、入退場管理などの幅広い業務を一つのプラットフォームで一元管理できます。
最大の特徴は、普段使い慣れたLINEアプリとの連携機能で、現場担当者や職人がLINEを通じて簡単に工程確認や写真提出、入退場登録などを行えます。
そのため、ITリテラシーに関わらず円滑な運用が可能です。
現場と事務所間のリアルタイムの情報共有が可能になって、業務の効率化が進展するとともに、コミュニケーションのためのコストを大幅に削減できます。
運営元『Anymore株式会社』について
Anymoreの運営元であるAnymore株式会社の概要を下記にまとめました。
会社名 | Anymore株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒150-0043東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C |
役員 | 代表取締役 上田 佑己 |
設立 | 2024年4月1日 |
資本金 | 100万円 |
事業内容 | 中小企業向け施工管理アプリ「Anymore施工管理」の提供建設業向けメディア「建設DXの窓口」の運営建設DXコンサルティング・建設DXシステム開発 |
Anymoreの機能・できること
Anymoreの施工管理はLINEで完結できて、下請け会社を含めたリアルタイムの情報伝達が可能です。
この2つをベースにした、Anymoreの機能・できることを解説します。
案件管理機能

案件情報の一元管理が可能で、工程・発注・請求などを紐づけて管理できます。
また、案件に外部の取引先やユーザーを招待できるので、共同で案件を管理することも可能です。
申し送り事項やトラブル情報を案件に紐づけて管理し、LINE通知で関係者に情報共有することができます。
工程管理機能

フィルター機能を備えており、特定の条件に合致する工程のみを表示することも可能。
工程管理機能では、案件ごと、取引先ごと、ユーザーごとに工程表を表示できるので、さまざまな視点から工程を確認・管理できるのが最大の特徴です。
種別ごとに工程テンプレートを設定できるので、案件登録時に自動で適切な工程を反映させることができます。
カレンダー表示、ドラッグ&ドロップ操作、アラート機能などのツールも標準装備です。
LINE連携機能

右:公式アカウントにて写真の確認や・写真のアップロードが可能。
LINEという馴染みのあるツールを使用するため、ITリテラシーに関わらずだれでも簡単に施工管理アプリを活用できます。
自分の工程をワンクリックで確認でき、メッセージボタンから各種登録作業もできます。
その他、出面・入退場管理、申し送り・トラブル確認、リアルタイム通知もスムーズに実行可能です。
写真・資料管理機能

工事写真や図面・資料を現場ごとに一元管理し、フォルダで分類・管理でき、アクセス権限の設定も可能です。
アプリ内に保存された写真であれば、簡単に工事写真台帳が作成できます。
LINE経由で簡単に写真や資料をアップロードできて、一括ダウンロードも可能です。
ユーザー毎の既読状況の把握も簡単です。
報告管理機能
すべての報告を案件に紐づけて管理できるため、案件単位で情報を整理・確認できます。
また、報告に複数の写真を添付出来るため、画像を共有した報告も可能です。
報告のテンプレートも自由に設定できるので、登録された報告データを使いワンクリックで報告書を作成できます。
これらの報告はLINEを使って現場で完結出来る点も特徴の一つです。
その他の機能
その他の機能には、トラブル管理機能、案件チャット機能、発注・請求・見積機能、提案管理機能、タスク管理機能などがあります。
Anymoreの価格・料金

Anymoreの価格・料金について、以下にまとめました。
初期費用 | 0円 |
---|---|
月額費用 | 要問い合わせ |
無料トライアルの有無 | 〇(1か月間) |
オプション費用 | 0円 |
結果的にオプション費用で高くなる施工管理アプリも多い中、Anymoreはオプション費用が無料です。
その為、他社と比較しても価格が明朗なのが嬉しいポイント。
初期費用も0円で無料トライアルも1ヶ月間ある為、気になる企業の方は公式HPからまずは使用感を確かめてください。
Anymoreのメリット・デメリット

Anymoreは、2024年11月から提供を開始し、同年の12月にLINE連携機能をリリースしています。
さらに、iOS/Android版のモバイルアプリを2025年8月にリリースしました。
比較的、新しい施工管理アプリですが、すでに10,000件以上の現場で利用されています。
このAnymoreのメリット・デメリットについて解説します。
Anymoreのメリット
まず、Anymoreのメリットや特徴について、3つのポイントで紹介します。
LINE連携機能で簡単データ登録
AnymoreはLINE連携機能により、工事情報の確認や登録が簡単に行えます。
現場作業者は自分のLINEに送られてくる工事情報を確認し、LINEメッセージで撮影した工事写真の確認、入退場や報告書の登録などの各業務を現場にいながら完了することが可能です。
これによって、業務は効率化され、各業務の確認や登録の漏れを防ぐこともできます。
施工品質改善のための機能を搭載
Anymoreは業務の効率化はもとより、施工品質の改善を意図した機能も備えています。
取引条件や施工方法を管理する「申し送り機能」、過去に発生したトラブルや危険を管理する「トラブル管理機能」などの機能です。
これらの機能により、施工トラブルの再発を防ぎ、施工品質の改善が可能になります。
必要な機能をオールインワンで完結
Anymoreを活用した施工管理は、中規模建設会社が必要とするすべての業務がアプリ内で完結できるように開発されています。
施工管理全般から発注・請求管理まで、Anymoreだけで完結できるので、他のアプリやツールとの連携は不要です。
業務が一元化されることで、複数のシステムの操作手順を覚える手間やデータの複数回入力などを省力化できます。
Anymoreのデメリット
次に、Anymoreのデメリットについて説明します。
ランニングコストがかかる
Anymoreに限らず、施工管理アプリの導入には、初期費用(Anymoreは0円)や月額費用などのコストがかかります。
特に複数のアプリを併用する場合は、ランニングコストが導入による成果を上回るケースも多いです。
モバイル端末の準備と管理
Anymoreなど施工管理アプリの利用には、スマホやタブレットなどのモバイル端末を準備しなければなりません。
要件に合ったスペックの機種選定や回線契約、OSの確認が必要になり、定期的なアップデートやメンテナンスなども大切です。
情報漏洩のリスク
クラウド型の施工管理アプリでは、情報漏洩のリスクについても注意が必要です。
不正アクセスによる機密情報の流出、誤ったアクセス権限設定、不十分な従業員のセキュリティ意識、紛失・盗難による漏洩などには十分な対策が求められます。
Anymoreの評判・導入事例

ここでは、Anymoreの評判・導入事例を3つ紹介します。
太陽光施工会社
Anymore施工管理を使って劇的に情報伝達コストが削減
引用元:Anymore公式HP
「協力店の職人さんの施工スケジュールの把握のために、毎回電話やFAXでスケジュールを確認していましたが、今ではLINEからリアルタイムで正確な情報が届くようになりました。」
電気工事施工会社
安全大会を毎日開催しているようなきめ細やかな情報伝達
引用元:Anymore公式HP
「以前は案件ごとに施工方法や現場のルールが違うので、トラブルが頻発していました。Anymore施工管理を導入し、申し送り事項がLINEで共有されることにより、トラブルの発生が劇的に減少しました。」
空調工事施工会社
現場が導入したその日からマニュアルもなく利用できました
引用元:Anymore公式HP
「以前にも大手の施工管理ツールを導入しましたが、機能が多すぎてUIも複雑なので使いこなせず解約してしまっていましたが、Anymore施工管理はLINEで利用することもでき、わかりやすいUIなので、直感的に利用を開始することができました。」
Anymore導入の流れ

Anymoreの導入までの流れをまとめました。
無料相談の申込みと実際の画面を使った特徴説明
ユーザーの要望に合わせた提案が提示される
提案内容の了承後に契約して3営業日以内にアカウントを発行
初期データのセットアップと使用方法のレクチャー
無料相談から約2週間~1ヶ月で利用開始可能
Anymoreの総合評価

Anymoreは、中小規模の建設会社が必要とする業務のすべてをオールインワンで網羅しており、LINE連携機能を活用することでITリテラシーに左右されずに活用できる施工管理アプリです。
他の施工管理アプリ同様、Anymoreを導入するにはコストがかかり、セキュリティにも十分な配慮が必要です。
しかし、導入が業務効率化や生産性の向上に繋がるとすれば、費用対効果は十分でしょう。
導入効果を確実にするためには、自社の業務を見直してニーズを整理し、操作性や使い勝手を無料トライアルなどで、しっかり確認することが大切になります。
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