販売管理業務はタスクが細かく分かれるため、複雑な作業の手間とミスに悩む方も多いでしょう。
販売管理業務の効率化に役立つシステムが楽楽販売です。
今回は、楽楽販売の概要をはじめ、機能や料金、メリット・デメリットなどを解説します。
評判、導入事例なども掲載しているので、口コミが気になっている方もぜひ参考にしてみてください。
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楽楽販売とは?
楽楽販売は、複雑な作業の手間とミスを減らせる販売管理システムです。
販売管理の複雑な金額計算を自動化できるほか、企業ごとのルールに応じてカスタマイズして利用できます。
見積管理や受注管理、請求管理、発注管理などを効率化するのに最適です。
楽楽販売を導入すれば、データ登録、転記、共有、書類作成などの時間を大幅に削減できるでしょう。
運営元『株式会社ラクス』について
株式会社ラクスは、職場の課題解決にクラウドやITを楽に使いこなせるように支援するIT会社です。
勤怠管理や電子保存、請求書、経費精算などの業務を効率化するシステムを提供しています。
少子高齢化が進んで労働人口が減少している日本で、企業の生産性を高める重要な役割を果たしています。
株式会社ラクスの会社概要は下記の通りです。
会社名 | 株式会社ラクス |
---|---|
住所 | 東京本社〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿7階 |
設立 | 2000年11月1日 |
事業内容 | クラウド事業、IT人材事業 |
楽楽販売の機能・できること
楽楽販売の機能・できることは幅広く、さまざまな販売業務をサポートしてくれます。
おおまかな機能・できることの区分は下記の通りです。
- 管理業務別機能
- 業態、業種別機能
- 業務効率化機能
それぞれの詳細について解説します。
管理業務別機能
見積管理業務では、商品情報や単価、値引き率などの情報を登録すれば、見積金額を自動計算できます。
請求書管理業務では、顧客ごとの請求サイクルに応じた請求処理を自動化することも可能です。
売上管理業務では、計算ロジックを自由にカスタマイズして、日割り計算や重量課金といった金額計算も自動化できます。
このように、販売管理業務ごとに自動化機能が備わっており、幅広い管理業務の負担を減らせるのが便利です。
業態、業種別機能
広告代理店・広告制作では、プロジェクトごとの収支の集計に手間が生じます。
その点、プロジェクト別・担当別の売上と原価を登録し、リアルタイムの収支確認を行えるようにできます。
フランチャイズ事業では、加盟店からの問い合わせ対応に漏れが生じることがあります。
その点、データベースによる対応状況の視覚化によって、対応漏れを削減することも可能です。
他にも様々な業態、業種別に対応できる機能が搭載されており、幅広いビジネスで導入しやすくなっています。
業務効率化機能
データを登録・更新・削除したときは、必要な共有先に通知メールが自動で送信されます。ボタン一つでエクセル帳票やPDFファイルを生成することも可能です。
自社の稟議規定などに応じて専用の承認フローも設定できます。
各種機能を使いこなすことで販売管理業務を効率化すれば、事業の売上をさらに高められるでしょう。
楽楽販売の費用・料金
楽楽販売の機能をお伝えしました。
楽楽販売の利便性を把握できた一方で、費用・料金が高くないか気になった方もいるでしょう。
楽楽販売の費用・料金は下記の通りです。
初期費用 | 165,000円(税込) |
---|---|
月額費用 | 77,000円(税込)~ |
初期費用と月額費用を合計すると、20万円以上の金額を要します。
なお、月額費用は利用ユーザー数やデータベースの作成数によって変化します。
機能が充実している分、費用は安くない印象です。
楽楽販売のメリット・デメリット
楽楽販売の費用・料金をご紹介しました。
コストパフォーマンスの高さを判断するにはメリット・デメリットを知る必要もあります。
引き続き、楽楽販売のメリット・デメリットを解説します。
楽楽販売のメリット
楽楽販売のメリットは下記の通りです。
- 帳票の再発行(修正)を減らせる
- 問い合わせ情報を自動で取り込み可能
- ノンプログラミングでカスタマイズできる
それぞれについて解説します。
帳票の再発行(修正)を減らせる
入力した見積条件ごとに自動で帳票を作成し、入力画面に入力時の注意事項やコメントも表示できます。
帳票発行業務を定型化することで、書類作成で考える負担を抑制して、再発行を減らせるのが効率的です。
修正作業の時間を抑えられるので、売上アップにつながるコア業務に専念しやすくなります。
問い合わせ情報を自動で取り込み可能
ホームページの問い合わせフォームに問い合わせがあったとき、自動で送信される通知メールを解析し、顧客情報や連絡先、問い合わせ内容などの情報をデータとして自動で取り込めます。
メールからシステムに転記をするときの手間や漏れ、ミスなどを確実に減らせます。
ノンプログラミングでカスタマイズできる
楽楽販売は、ノンプログラミングでカスタマイズできるシステムであり、企業ごとに発行されるURLにログインするだけで利用可能です。
プログラマーやエンジニアなどが社内にいなくても問題なく運用できます。
販売管理システムの利用が初めての企業でも安心して導入できるでしょう。
楽楽販売のデメリット
楽楽販売のデメリットは下記の通りです。
- 料金表をもらうには資料請求が必要
- 設定にお金がかかる場合もある
- 法人でないと利用できない
それぞれについてご説明します。
料金表をもらうには資料請求が必要
利用ユーザー数とデータベース作成数に応じて月額料金が増えることをお伝えしましたが、詳細については会社名や名前、メールアドレスなどを入力のうえ資料請求が必要です。
資料請求を申し込まずにコストを把握できない点は、サービスを気軽に比較したい方にとって面倒でしょう。
設定にお金がかかる場合もある
契約後に導入サポートを受けられますが、基本的に契約者自身が設定をしなければなりません。
契約者自身で設定できない場合は、設定代行会社に有償で依頼する必要もあります。
設定について不安がある方は詳細についてひとまず問い合わせてみてください。
法人でないと利用できない
楽楽販売は、法人格を持たない場合の利用に対応していません。
法人格を持たない個人事業主、フリーランス、副業をしている会社員などが利用するのは難しいでしょう。
事業が大きくなり、法人として活動するようになったとき、再度検討してみてください。
楽楽販売の評判・導入事例
楽楽販売のメリットやデメリットをお伝えしました。
メリット・デメリットを詳しく知るには、実際の評判や導入事例を参考にすることも重要です。
引き続き、楽楽販売の評判・導入事例をご紹介します。
1日3時間の入力作業を10分の確認作業に短縮(株式会社ドミノ・ピザ ジャパン)
見積管理業務では、商品情報や単価、値引き率などの情報を登録すれば、見積金額を自動計算できます。
請求書管理業務では、顧客ごとの請求サイクルに応じた請求処理を自動化することも可能です。
売上管理業務では、計算ロジックを自由にカスタマイズして、日割り計算や重量課金といった金額計算も自動化できます。
このように、販売管理業務ごとに自動化機能が備わっており、幅広い管理業務の負担を減らせるのが便利です。
引用元:楽楽販売公式サイト(株式会社ラクス)
注文メールの自動取り込みから請求書の発行・送信までを一元化(株式会社オーレ)
広告代理店・広告制作では、プロジェクトごとの収支の集計に手間が生じます。その点、プロジェクト別・担当別の売上と原価を登録し、リアルタイムの収支確認を行えるようにできます。
フランチャイズ事業では、加盟店からの問い合わせ対応に漏れが生じることがあります。その点、データベースによる対応状況の視覚化によって、対応漏れを削減することも可能です。
ほかにもさまざまな業態、業種別に対応できる機能が搭載されており、幅広いビジネスで柔軟に導入しやすくなっています。
引用元:楽楽販売公式サイト(株式会社ラクス)
承認作業がリモートで完結できるようになった(株式会社クレディセゾン)
データを登録・更新・削除したときは、必要な共有先に通知メールが自動で送信されます。ボタン一つでエクセル帳票やPDFファイルを生成することも可能です。
自社の稟議規定などに応じて専用の承認フローも設定できます。
各種機能を使いこなすことで販売管理業務を効率化すれば、事業の売上をさらに高められるでしょう。
引用元:楽楽販売公式サイト(株式会社ラクス)
楽楽販売導入の流れ
楽楽販売導入の流れは下記の通りです。
- 公式ホームページで資料請求あるいは無料トライアルの項目から問い合わせをする
- 資料を送付してもらい担当者から企業の課題をヒアリングしてもらう
- デモ画面による詳細説明、課題解決の提案、トライアルの案内などを受ける
- 契約してアカウントを開設する
- 電話やメール、Web会議などで設定方法の提案を受ける
- 運用を開始する
- 電話やメール、Web会議などで導入後のサポートを受ける
- 機能アップデートがあれば案内してもらう
デモ画面による詳細説明を受けられるほか、サポートサイトやコミュニティサイト、設定マニュアルなどまで案内してもらえるなど、サポートが充実しています。
ITサービスの導入が初めてでも安心して導入できるでしょう。
楽楽販売の総合評価
楽楽販売は、複雑な金額計算や請求、売上計上などを自動化し、販売管理の負担とミスを減らす販売管理システムです。
楽楽販売のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
帳票の再発行(修正)を減らせる 問い合わせ情報を自動で取り込み可能 ノンプログラミングでカスタマイズできる | 料金表をもらうには資料請求が必要 設定にお金がかかる場合もある 法人でないと利用できない |
データ登録や転記、共有、書類作成などの負担を減らせます。
注文から請求の流れを一元化したり、承認作業をリモートで完結したりすることも可能です。
見積管理や受注管理、請求管理、発注管理などを効率化したい方は導入を検討してみてはいかがでしょう。